暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン~戦場で舞う道化師~
アインクラッド編
第三話ボス攻略
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ィアベルが避け切れるはずもなく二撃目、三撃目と受け、吹き飛ばされた。
キリトが駆け寄るがHPはゼロに、腕の中でポリゴン片となってしまった。






「ディアベルはん!!」
「ヤバい!またセンチネルがポップした!」
「指揮官がいないんじゃ全滅だ!」
「ここまで来たんだ、やるしかない!」
「そんなの無理だ!撤退だ!」


レイドは指揮官がいなくなり統率がとれていない。


(コレはマズイ、せめてセンチネルを受けるぐらいしてもらわないと)


その時、たった一人で野太刀を受けるアバターがあった。


「とりあえずフェンサーさんだけでも逃げてくれ」


(ずいぶんかっこいいセリフだな、ここはなんとしてでも全員生き残らせる!!)


「おいおい、大切なパートナーの前で死ぬのはあかんだろ、少年」
「サイガ、アレ受け切れるか!」
「オニーサンに任せなさい」

光の筋が走った。


「二人でどんどん話進ませないでよね!ここまで来て逃げるわけないでしょ!」

閃光の如き《リニアー》でボスを怯ませたが、その剣先は震えている。


(死ぬかもしれないってのに、凄いやつらだ)


「攻撃は全て受ける!自由に攻撃してくれ」
「俺がソードスキルをキャンセルさせるからその隙にフェンサーさんがスイッチ、こんな感じでいいか?」
「わかったわ、来るわよ!」


俺が攻撃を逸らしてキリトと赤ずきんちゃんが攻撃、俺が間に合わないのをキリトが処理していった。


「近くで見ると恐ろしく速いな、お前何仕込んだ?」
「何も教えてないよ、最初っからあれだ」
「何無駄口叩いてるの!集中して!」
「わーったわーった、仰せのとうりにお姫様」



俺たちはPOTローテが出来る人数ではないので、体力がジリジリ減っていく。だがそれはボスも同じだ。ボスのゲージがあと僅かになった時、俺の盾の耐久値がなくなりポリゴン片と散った。


(しまった!)


そう思った瞬間、キリトがボスのソードスキルを弾きにいった。



が、見た目に似合わずボスの素早いフェイクに引っかかり、まともに攻撃を受け後ろに吹っ飛ばされてしまった。


「赤頭巾ちゃん!俺が抑えるからキリトのとこに!」
「で、でも一人じゃ「大事なパートナーだろ!」…わかったわ」


(…俺も全く学習しない、俺のせいであいつらが死ぬかもしれないんだ、そんなのいいわけねえだろ!!)


ウインドを表示、装備を両手剣に変更。


「ああAアアアアああアアアアア!!!!」


俺は両手剣を片手剣のそれよりも速く動かし、全ての攻撃を捌いた。少しずつダメージを与えているが一人では削りきれない。



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