アインクラッド編
第三話ボス攻略
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ちを見てる
「珍しいってここ道だぞ。…っとそれよりサイガ、お前タンクじゃないのか?俺はすっかり勘違いしてしまったのだが…」
「気にすんな、俺はこの中で一番レベルが高いからな。装備もあるし」
オブジェクト化 ポチッと
「お、お前コレは今の所の最上級装備じゃねえか!どんなチート使ったっていうんだ!?」
「迷宮区二週間お泊りツアーに参加すればな」
「正気かよ…」
「いつか一緒に行こうか。おっと、そろそろだな」
今回の総司令はディアベルが務める。全体を鼓舞し、重々しく閉ざすその扉を開けた。
ボス部屋の中はかなり大きな広間になっていた。その奥の玉座に座るのは《イルファング ザ コボルドロード》
こちらの戦意を折るような叫びを上げ攻略が始まった。
一時間近く経っただろうか
戦況はかなりこちらが有利に進んでいった。
「ウオラアアア!!っと……ふう」
俺はデブな狼かネズミかもわからんようなボスを攻撃ごとはね返した。
縁の下の力持ちって職業だな、と感じながらボソッと
「こんなに大変なのか、タンクって奴は」
「とんでもないSTRだな。サイガ、お前いいタンクになるぞ」
「案外悪く無いかもしれない……」
さて、あぶれ組たちは……
「俺が剣を弾く!その隙に!」
「了解!」
センチネルが一瞬にしてポリゴン片に変わった。キリトの《レイジスパイク》あの威力からして俺よりレベル高いだろう。
さらに、赤ずきんちゃんの《リニアー》スピードと正確さが桁違いだし、とんでもないコンビだな。
なんか悔しいし
俺も見せ場作るか♪
「エギル!俺らもなんかやろうぜ」
「なんかやろうぜったって何すんだよ?」
「なんかあんだろ」
そんな会話をしているうちにボスの体力ゲージが残り一本になった。
「最後のゲージになった!俺がソードスキルを当てる!」
ディアベルが突っ込んでいく中俺は疑問を抱いていた。
(ここは焦らずに総攻撃がセオリー、それにセンチネルのポップが増えている!
しかもあのボスの武器、あのシルエット【タルワール】じゃない!!)
俺は現状のマズさを感じ取り声を上げた。
「キリトーー!!」
「!マズイ!ディアベル!ソードスキルのモーションに入るなっ!!」
キリトの声は虚しくディアベルの《レイジスパイク》が発動した。剣はボスをとらえた
が、ボスの野太刀から繰り出されるソードスキルによって弾かれてしまった。しかも、野太刀のソードスキルが終っていない。
死に体を晒したデ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ