暁 〜小説投稿サイト〜
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コラボ・クロスクエスト〜六絶神が言っていた〜
ターン1
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う言って、秋也は何も描かれていない軽減欄を指差した。

「それでは本番だ。アタックステップ! クォーツ・ゴレムでアタック! アタック時効果でデッキを一枚破棄!」

 クォーツ・ゴレムのカードを横にする秋也。これが『疲労状態』。疲労したスピリットは、アタックとブロックが出来ない。

 清文はデッキの上から一枚をトラッシュに送る。これが青のデッキ破壊。このまま何度もアタックされてしまえば、いつかはデッキアウトで敗北だ。青属性の常套手段。

「ここでフラッシュタイミングが入る。防御側から順に、マジックカードや、【神速】をはじめとする効果を使うことができるんだ」
「まぁ、今は使わないよ。秋也は?」
「俺もない。では、このアタックはどうする?」
「そうだな……ライフで受けるよ」

 清文は自らのライフゾーンに置かれたコア1つを、自分のリザーブに移動させる。

「こうやって、相手のライフを0にするか、相手のデッキを0枚にしてスタートステッブを迎えさせれば勝ち」
「わぁ……」
「むむむ、簡単なような難しいような」
「実戦をするのが一番分かりやすいか……誰か対戦者を……」

 自分でやって、覚える。それが上達への第一歩だ。

 秋也が対戦者を募集しようとした、その時。

「はーい! じゃぁアタシが相手になるよ!」

 どこからともなく声がした。

「?」
「え?」

 声の発信源を辿った彼らが見たのは。

「ふふーん、アタシ、こう見えても強いんだからねっ!」

 テーブルの上に置いてある、剣だった。
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