暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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たですね♪」って言うてくれらから「うんっ♪」笑顔で頷く。っと、今はそんな場合やないな。

『多弾砲撃、いきます!』

そう伝えておけばルシル君たちはしっかりと対応してくれるから、返事を待たずに「発射!」魔力球3基と“シュベルトクロイツ”からの計4発の砲撃が、ハート3へと向かって行く。そんでルシル君が“エヴェストルム”で大剣を押さえ込んでくれたおかげで直撃した。

『動きが止まった!』

『我々でこのままハート3の動きを止めます!』

ヴィータとシグナムの報告に、わたしはすぐさま「シャマル!」に指示を出す。みんながハート3をその場で押さえ込んでくれる。その隙を見逃すわけにはいかへんからな。シャマルは「はい!」“クラールヴィント”で鏡を作って、スッと右手を掲げる。
あとはハート3が完全に動きを止めるのを待つだけ。ハート3は大剣から小回りの効く二剣一対のナイフに変えた神器で、ルシル君たちの攻撃を押さえ込んでる。神器頼りやなくて純粋に騎士としての実力が高いのが嫌でも解る。

「「はぁぁぁぁぁぁっ!!」」

「っぐ・・・くぅぅ・・・!」

ルシル君とシグナムからの連続斬撃をまともに受けたことでハート3が吹っ飛んだ。そこに「鋼の軛・・・!」ハート3に向かって拘束杭が伸びる。弾き飛ばされてる中でもハート3はナイフを振るってそれらを寸断した後、「いっけぇぇぇぇっ!」ヴィータの冷気弾8発もまた斬り払った。

「「紫電・・・十字閃!」」

そこにルシル君とシグナムの挟撃が入って、ハート3の持つナイフが2本とも弾き飛ばされた。その瞬間、シャマルが鏡に手を差し入れた。シャマルからハート3へと視線を戻すと、胸からシャマルの右手が突き出てて、その手の平にはハート3のリンカーコアがあった。

「終わりだ!」

――女神の救済(イドゥン)――

ルシル君がすかさず右手をリンカーコアに翳して、その魔力を吸収し始めた。苦悶の呻き声を漏らすハート3は「おのれ・・・!」ルシル君へと両手を伸ばして、その首を絞めようとした。そやけど、それより早く魔力吸収が終わって「シュヴァリエルさん・・・」ハート3は膝から崩れ落ちて、ドサッと倒れ伏した。わたしとシャマルはルシル君たちの側に降り立って、影の装甲がチリチリと霧散してくハート3を見下ろした。

「神器の回収完了だぜ」

「ようやく機動一課としての任務も完了だね」

ヴィータとアイリが二剣一対のナイフに変形してる“ブリード・スミス”をそれぞれ持って来て、ルシル君に差し出す。ルシル君は着てるコートを脱いで裸になりそうなハート3に被せた後、ヴィータ達から神器を受け取って「ああ、終わったな」本来の黄金の輪に戻した。

「こちら八神チーム、リーダーはやてです。ハート3・エルマの確保、神器の回収・
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