暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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君は「もう少しで墜ちるんだ・・・!」そう言うて、ハート3に向かって急降下を始めた。シグナムとヴィータとザフィーラも続いて、「主はやてとシャマルはその場に!」シグナムからの指示に「うん・・・!」わたしは頷き返した。
「この程度の影、晴らせることが出来なければレーゼフェアに勝つなど到底・・・!」
「あははははは! 感謝します、レーゼフェアさんんんん!!」
大剣を肩に担いだハート3は地を蹴って飛び上がって、急降下するルシル君へ真っ向から突っ込む。そんでルシル君の振り払った右の“エヴェストルム”と、ハート3が振り下ろした大剣が衝突。ガキィンと甲高い金属音が響くと、ルシル君がすかさず左の“エヴェストルム”を振り下ろす。
「もっと、もっと、もっと!!」
ハート3がそう言うと、ボロボロやった影の装甲がまだ復活した。背中からまた影の腕が10本と生えたかと思えば急速に伸びて、周囲に転がってる大きな瓦礫を鷲掴んだ。それは振り下ろされる“エヴェストルム”の斬撃を躱す為の手段やった。腕が縮んだことでハート3は高速でルシル君の側から離れて、その斬撃を回避した。
――
崇め讃えよ
(
コード
)
、
汝の其の御名を
(
ミカエル
)
――
12枚の剣翼だけがルシル君の背から離れて、影の腕と瓦礫を利用してここ廃墟区画を飛び回るハート3に向かって突撃。剣翼はハート3に追い縋りながらその先端から砲撃を撃ち続けて、ルシル君自身も「どうした、俺を討つんだろう!」砲撃を撃ちながらハート3へ接近を試みる。
『はやてちゃん。リイン達、何も出来ないです?』
「う、うん・・・。ううん! 出来ることがあるはずや!」
ルシル君もシグナム達も少しずつハート3に攻撃を直撃させて、影の装甲を削っててるのが見て取れる。ハート3も負けじと大剣や背中から生える影の腕による反撃を行うんやけど、さすがにルシル君、シグナム、ヴィータ、ザフィーラの4人相手には通じひん。それでも拮抗は崩れへん。影の装甲を砕こうとも、すぐに修復されてくから。
「リイン! ナイトメアハウル、スタンバイ!」
『は、はいです!』
リインの補助でわたしの周囲に3つの魔力球を展開。そんで「シャマル、旅の鏡お願いや!あれ、リンカーコアを取り出す奴!」シャマルに指示を出す。シャマルは「お任せを!」頷いてくれた。
『みんな! シャマルの旅の鏡でハート3のリンカーコアを抽出する! ハート3の動きを止めたって!』
『『『了解!』』』
『あぁ、そうか、その手があったよな・・・。魔術に拘ってしまったのが俺のミスか。旅の鏡のことを失念していた。さすがは俺たち八神家の主はやてだ。ありがとう』
ルシル君が褒めてくれた。それだけでわたしはもう有頂天や。ニヤつくんを止められへん。シャマルが「良かっ
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