暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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ザフィーラがお礼を言うてくれた。
「滅牙ッ!」
「紫電・・・清霜!」
「クリスタレスハンマー!」
影の腕の動きがのろなったその一瞬の隙を的確に突いたみんなの攻撃が「むが・・・!?」ハート3を大きく弾き飛ばして、近くにあった崩れかけの建物の屋上に墜落させた。少ななってた影の腕での防御は全て砕かれて、大剣もザフィーラが全身を使って制してくれてたことで使えんかったからの結果や。
「導き給え、助け給え。そして与え給え。我らが願い奉る主の御威光を・・・! 行くぞ!」
――
昼神の閃星
(
コード・ダグ
)
――
ルシル君の合図でわたしらはハート3から大きく離れる。ルシル君の儀式魔術に巻き込まれたら間違いなくアカン結末になってまうからな。距離を取った直後、ソレは起きた。空からルシル君の魔力光サファイアブルーに光り輝く柱が降ってきた。
先端に四角錐のある、上に向かって少しずつ狭まってく四角柱。その数20本。それらが連続でハート3の倒れる屋上に降り注いでく。決まった、って思うたけど「Ahhhhhhh !!」ハート3の絶叫に応えるように10本の影の腕が一対の巨大な両手の平になって、ルシル君の魔術の迎撃に入った。
「無駄だ! レーゼフェア本体の影ならまだしも、与えられただけの影にコード・ダグは止めることは出来ん!!」
巨大な両手の平に着弾する光の柱の1本目と2本目。影の手がすごい勢いで掻き消されてく。さらに3本目、4本目と着弾したことでとうどう影の手が消滅して・・・
「ああああああああああああああああ!!」
次々とハート3やその周囲に光の柱が突き刺さってく。着弾と同時に爆ぜた光の柱は無数の光球に分裂して、それがまた破裂して閃光爆発を引き起こす。ひょっとしてハート3は死んでしもうたんやないか?って思えるほどの容赦の無さっぷりに「アイツ、死んでねぇよな・・・?」ヴィータが戸惑った。
『まぶしいですぅ・・・!』
目の前はもう真っ青。ビリビリと感じる神秘を含んだ閃光爆発は今もなお続いてて、ハート3の生死が不安になってきた。そんな閃光爆発もようやく治まってきて、晴れてきた粉塵の中から見えた廃ビルは影も形も無くなってた。瓦礫の山と化した廃ビルの中心に「ハート3・・・」は居った。
「馬鹿な・・・! ルシリオンのあれほどの魔術をその身に受けて、なおも倒れないのか・・・!」
「冗談キツすぎんだろ、おい!」
ハート3は神器の大剣を支えにして瓦礫の上に佇んでた。それに影の装甲もボロボロやけど、まだ残ってる。ルシル君を見ると、まさしく絶句って感じでハート3を見てた。
「耐えた・・・耐えた・・・耐えてやった!」
キッと鋭い目をわたしら、とゆうよりはルシル君に向けたハート3が1歩2歩と足を踏み出す。ルシル
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