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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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の前身である広域多弾攻撃ダグ。その下は似たり寄ったりだ。バルドルは被害が大き過ぎるため却下。ならば・・・
「ダグで影を剥ぎ取るか・・・。『儀式詠唱に入る! サポート、お願い出来るか!?』」
そう伝えるとはやて達から『了解!』快諾を貰った。
†††Sideルシリオン⇒はやて†††
ルシル君が儀式魔術を使う。数あるルシル君の魔術の中でもその威力は絶大や。ハート3の全身にぴったりと張り付いてる影(スタイルラインがハッキリ出るから見てるこっちがなんや恥ずかしい)の装甲はかなり硬くて、それを貫くための儀式魔術や。
「逃げるな卑怯者め!」
シュヴァリエルを斃したルシル君を仇として戦うハート3・エルマさん。脱獄させたんはシュヴァリエルとおんなじ“エグリゴリ”のレーゼフェアって話で、きっと最後の未回収神器・“ブリギッド・スミス”もレーゼフェアが渡したに違いない。
「いと尊き幸いなる天の門の先、輝ける世にて生まれし聖光の主、我らが祈りに応え給え」
どうしてレーゼフェアがそんなことするんか解らへんけど、ルシル君の命を狙ってることだけは間違いない。それに、シグナム達の昔の家族であり、アイリのお姉ちゃんでもある、炎熱の融合騎アギトの記憶をいじって支配下に置いてるってゆう外道っぷり。絶対許せへん。
「主よ、願わくは、過去、現在、未来のすべての悪より、我らを救い給え」
「シグナム、ヴィータ、ザフィーラ! 3人は近接で押さえて! わたしとシャマルとは後衛や!」
「「「はいっ!」」」「おう!」
詠唱を始めたルシル君の元へ向かって来るハート3の行く手を遮るようにシグナムとヴィータが迎撃に入る。ハート3の振るう大剣を紙一重で躱しながら、「せい!」シグナムと、「おらぁ!」ヴィータがデバイスを振るって、「おおおお!」ザフィーラは魔力を纏わせた拳で、斬撃と打撃を与え続ける。
「砕き給え、我らの歩みを妨げし恐怖という名の足枷を」
そんな中で、背中から新しく生えてきた影の腕が急速に伸びて、シグナム達に殴り掛かった。それに対処するんがわたしとシャマルや。
「ロックオン!」
『はいです!』
「『ブラッディダガー!』」
ダガー16本を一斉発射した後、第二波の16本をスタンバイして「ってー!」それも発射する。シャマルは「クラールヴィント!」の魔力ワイヤー4本を使ったバインド・戒めの糸で影の腕の根元を縛り上げる。
「我らを罪より救い、我らを惑わすものより解き放ち給え」
シグナム達に襲いかかる直前に影の腕を迎撃できたんやけど、わたしのダガーは10本すべてを破壊できたわけやないし、シャマルのバインドもほんの少しの時間しか通用せえへんかった。そやけど「あんがと!」ヴィータと、「感謝します!」シグナムと
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