暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っと、アイリはどうすればいい!?」

「お前はあたしとユニゾンだ!」

「ですよね〜」

はやてとリイン、ヴィータとアイリがユニゾンを果たす。それぞれデバイスを構えて臨戦態勢に入った直後、「やはり来たなっ!」囚人服を着た1人の女性――ハート3がある廃墟ビルの中から飛び出して来た。当時はベリーショートだった赤髪も今は腰に届くまでの長髪と化している。

「アレは・・・!」

「「「神器!?」」」

「未回収の最後の1つか!」

ハート3の右手には黄金に輝く片刃剣、左前腕には縦長な六角形の黄金の盾を携えられていた。捜していた6つ目の神器・“ブリギッド・スミス”で間違いない。入手方法はおそらくレーゼフェア。脱獄してから半日も経っていないからな。偶然見つけるなんてことはまずない。

「シュヴァリエルさんを卑怯な手で討って! 恥知らずめがぁぁぁぁぁーーーー!!」

そう言って片刃剣を振り被った体勢で突撃してくるハート3。俺の前に躍り出たヴィータが「はあ!? 犯罪者風情が何を!!」“グラーフアイゼン”に装填されている神秘カートリッジを2発とロード。

「まったくだ。それに卑怯な手ではなく戦術だ!」

「うるさい、うるさい、うるさい!」

シグナムもまた“レヴァンティン”のカートリッジをロードし、ヴィータに続いてハート3に立ちはだかった。2人の右手首には“ドラウプニル”が装着されている。装着者の魔力に神秘を付加し、疑似的に魔術師化できる神器だ。さらに俺の魔力が込められた神秘カートリッジをロードしたことで、2人は対神器戦にも十分ついて行ける神秘持ちとなっている。

「はやて達は魔法で生身を攻撃! シグナムとヴィータは生身には当てるなよ!」

――瞬神の飛翔(コード・ヘルモーズ)――

「了解や!」「了解!」

「ああ!」「解ってんよ」

俺も“エヴェストルム”のカートリッジをロードして、“エヴェストルム”の2つの穂に刻まれたルーンを発動させて神器化(イドフォルム)にする。ハート3は「邪魔をするな!」怒声を上げて、左腕の盾を掲げた状態で突撃して来た。

「おらぁぁぁぁぁぁ!」

――フリーレンシュラーク――

冷気を纏う“アイゼン”の一撃が盾に打ち付けられた。その一撃で霜に覆われた盾は大きく弾かれ、ハート3が丸見えとなる。彼女は突きの構えを取っており、片刃剣が突き出されたと同時、「紫電・・・一閃!」シグナムが火炎を纏う“レヴァンティン”を振り下ろした。
刺突と振り下ろしとでは威力差が如実に出る。派手な金属音が鳴り響いて、ハート3の片刃剣は大きく弾き落とされた。さらに俺が「せい!」“エヴェストルム”を振り回して、片刃剣をその手から弾き飛ばす。ハート3はすかさず左腕の盾による打撃を繰り出してきたた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ