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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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っと、アイリはどうすればいい!?」
「お前はあたしとユニゾンだ!」
「ですよね〜」
はやてとリイン、ヴィータとアイリがユニゾンを果たす。それぞれデバイスを構えて臨戦態勢に入った直後、「やはり来たなっ!」囚人服を着た1人の女性――ハート3がある廃墟ビルの中から飛び出して来た。当時はベリーショートだった赤髪も今は腰に届くまでの長髪と化している。
「アレは・・・!」
「「「神器!?」」」
「未回収の最後の1つか!」
ハート3の右手には黄金に輝く片刃剣、左前腕には縦長な六角形の黄金の盾を携えられていた。捜していた6つ目の神器・“ブリギッド・スミス”で間違いない。入手方法はおそらくレーゼフェア。脱獄してから半日も経っていないからな。偶然見つけるなんてことはまずない。
「シュヴァリエルさんを卑怯な手で討って! 恥知らずめがぁぁぁぁぁーーーー!!」
そう言って片刃剣を振り被った体勢で突撃してくるハート3。俺の前に躍り出たヴィータが「はあ!? 犯罪者風情が何を!!」“グラーフアイゼン”に装填されている神秘カートリッジを2発とロード。
「まったくだ。それに卑怯な手ではなく戦術だ!」
「うるさい、うるさい、うるさい!」
シグナムもまた“レヴァンティン”のカートリッジをロードし、ヴィータに続いてハート3に立ちはだかった。2人の右手首には“ドラウプニル”が装着されている。装着者の魔力に神秘を付加し、疑似的に魔術師化できる神器だ。さらに俺の魔力が込められた神秘カートリッジをロードしたことで、2人は対神器戦にも十分ついて行ける神秘持ちとなっている。
「はやて達は魔法で生身を攻撃! シグナムとヴィータは生身には当てるなよ!」
――
瞬神の飛翔
(
コード・ヘルモーズ
)
――
「了解や!」「了解!」
「ああ!」「解ってんよ」
俺も“エヴェストルム”のカートリッジをロードして、“エヴェストルム”の2つの穂に刻まれたルーンを発動させて
神器化
(
イドフォルム
)
にする。ハート3は「邪魔をするな!」怒声を上げて、左腕の盾を掲げた状態で突撃して来た。
「おらぁぁぁぁぁぁ!」
――フリーレンシュラーク――
冷気を纏う“アイゼン”の一撃が盾に打ち付けられた。その一撃で霜に覆われた盾は大きく弾かれ、ハート3が丸見えとなる。彼女は突きの構えを取っており、片刃剣が突き出されたと同時、「紫電・・・一閃!」シグナムが火炎を纏う“レヴァンティン”を振り下ろした。
刺突と振り下ろしとでは威力差が如実に出る。派手な金属音が鳴り響いて、ハート3の片刃剣は大きく弾き落とされた。さらに俺が「せい!」“エヴェストルム”を振り回して、片刃剣をその手から弾き飛ばす。ハート3はすかさず左腕の盾による打撃を繰り出してきたた
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