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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?崇拝者の復讐〜Code 3 of the Dragon heart〜
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・・完了」

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ルシリオン達がハート3・エルマと戦闘を繰り広げていた廃墟区画より3kmと離れた山の頂に、1人の少女が佇んでいた。バイオレットのショートヘアはカチューシャを付けていることでインテーク化。クリムゾンの瞳は猫目で、口もどことなく猫口。ハイネックの黒セーターに白のロングコート、裾から覗くズボンも黒、そして茶色のブーツという格好。
彼女の名はレーゼフェア・ブリュンヒルデ・ヴァルキュリア。今は“堕天使エグリゴリ”として、ルシリオンの命を狙っている人型の戦術兵器だ、

「なるほど〜。あれが今の神器王の実力か〜」

彼女はこの山頂からルシリオン達とエルマの戦闘を観戦していた。その目的は、左目の視力を失い、創世結界のパスも失いながらもルシリオンがどれだけ戦えるのかという、戦力確認だ。そのためにルシリオンに殺意を向けるように煽り、脱獄させ、事前に回収しておいた神器“ブリギッド・スミス”を授けた。

「ま、ただの人間に神器王を殺せるわけないのは解ってたし、こんなもんか♪ それにしてもあの魔法、旅の鏡・・・。あれは僕でも防げないかもな〜。・・・八神シャマル、か」

あくまでエルマは捨て駒として捉えていたレーゼフェアは踵を返した。そして「とりあえず、ありがとう。えっと・・・ごめん。名前忘れた♪ いいよね、もう会うこともないし」エルマに向かってそう言った後、影を使っての移動・影渡りを使ってその場から消えた。

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