暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜最強のお人好しと黒き羽〜
プロローグ1 高町 なのは
[4/4]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
が生まれてしまっていた。

「あ、あの!」

 そう思ったら、私は大声で離れて行く彼を呼び止めた。

 彼は立ち止まり、なんだ? と返した。

「その……ま、また会えますか!?」

 こんな終わり方は、納得したくなかった。

 このままでは、後悔だけで終わりそうだったから。

 だから今度は、ちゃんと私の言葉を届けたかった。

 なぜか、不思議とそう思ってしまった。

 変なことを聞いたと、後々になって後悔した。

 けど、彼はそんなことも気にせず、

「ああ、絶対に会えるさ!」

 屈託のない笑みで、私に希望をくれた。

 それが私と小伊坂君の、最初の出会いだった――――。
[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ