一誠SOS
大運動会(2)
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が『閃光と暗黒の龍絶剣(ブレイザー・シャイニング・オア・ダークネス・ブレード)』で、天界中が盛り上がったそうだな」
大音量で流したら、球がこちらに来た事で躱したがアザゼルは顔を真っ赤になりながら投げ続けて来た。
「うるせえぞ、一ちゃん!アレの所為で俺は一時期、幹部連中に散々弄られたんだぞ!『閃光と暗黒の龍絶剣総督』って呼ばれたり『おい、アザゼル。秘密兵器に閃光と暗黒の龍絶剣を出してくれ』だとか『この後、閃光と暗黒の龍絶剣で敵を仕留めるんだよな?』とか『アザゼルさんや夕食の閃光と暗黒の龍絶剣はまだかい?』とか言われまくったんだぞぉぉぉぉっ!」
「ははは、そりゃアザゼルが黒歴史にしたい程の話題だったと聞いているよ。積年の恨みとも言えるが、相手を間違えているんじゃねえぞ。アレを公開処刑物にしたのは俺じゃなくてミカエルだ、俺は部下から聞いたら爆笑だったぜ!」
各陣営に笑い者にされたアザゼルだったが、バラキエルと朱乃は互いの球を投げていたが途中から悪魔側の方に入れていたのでアザゼルが止めても無駄だ。一人娘が上目使いで目を輝かせながら頼んだらこの様だからな。
玉入れも勝利したが、三大勢力が暴走してくれたお陰で余裕勝ちとなった。次は騎馬戦であり、俺らはそれぞれ冷静に見ていたが三大勢力共は変なテンションとなり可笑しな状況になりそうだった。
「騎手は各自だが、騎馬役は我らブラック・シャーク隊の男性隊員に任せる。野郎共の中で体力自慢もいいが、発砲許可を出すんでもし攻撃するなら非殺傷能力のある弾を使え」
『おおおおおっ!』
俺やアグニにルシファー達が騎手するが、三大勢力は殺気と敵意があるのか戦場と化していた。
『それでは騎馬戦スタートです』
アナウンスの掛け声と同時に各勢力の騎馬が戦意満々で飛び出していく。
「おりゃああああっ!カタストロフィだっ!死ね、天使共!」
「天使を舐めんなぁぁぁ!最後の審判だっ!」
「天使も堕天使も共に滅べぇぇぇぇっ!」
光力・魔力を絶大に放ちながら総力戦をしていたが、戦争再開してるんじゃねえよ。こちらにとっては傍迷惑だし、俺ら戦争に参加していないもんな。
「転生天使は陣形を組め!我らは札が揃えば力を発揮するのだから!フォーメーション、フルハウスッ!」
「そうはさせるかぁぁぁぁぁっ!転生悪魔と転生天使の全面戦争じゃい!」
「転生、転生って、そんな方法で頭数増やしやがって!ちったぁ天使共は俺達の所に堕ちて来いやぁぁぁぁぁぁっ!」
マジで全面戦争しているな、コイツらと来たら。光の玉、光の槍、魔力の炎に雷とやりたい放題。コイツらは俺ら人間が参加している事を忘れているのかな?なので天使・悪魔・堕天使に負けないように、撃ち込むが複数吹き飛ばしているのは大王家
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