一誠SOS
大運動会(2)
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「一誠・・・・玉入れ競技、始まる」
「了解したオーフィス」
各陣営の選手全員で参加する玉入れ競技であり、背の高い棒の先端にカゴが設置されてある。陣営カラーの球を入れていくんだが、俺ら側のボールはこちら側で創らせた黒・銀・オレンジの色が付いた球だ。各選手がポジションに付き、スタートを待つ。
『それでは天使、悪魔、堕天使、人間、全員参加の玉入れ競技スタートです』
CB全員で一斉に球を投げて入れたが、飛べる者はそのままの態勢でボールを入れていた。すると他の者らを見ると、やはり何かしらの事が起こると思った事が現実へとなったのだった。
「悪魔共に光を投げろォォッ!」
「あの時の恨みッ!」
「ハルマゲドンじゃ、こんちくしょうがぁぁぁっ!」
「終末の角笛を鳴らしてやろうかぁぁっ!」
各所で炸裂音が鳴り響き、玉入れ競技そっちのけでバトルが始まっていた事で俺らはその間に次々と球を入れていく。球ではなく光の球を悪魔陣営に投げ込む天使と堕天使らで、それに負けずに悪魔も魔力で応戦していた。堕天使も天使に攻撃していたが、チャンスだと思った恋姫・大江戸・IS・ヴァーリ・英雄の各チームはカゴ一杯に球を投げている事に気付いたアナウンス。
『天使、堕天使の選手は悪魔の皆さんに光を投げないで下さーい!消滅しちゃいますし、そこで光の槍を槍投げのようにするんじゃないよ!競技違いだし、悪魔も攻撃を止めないとCBが圧勝してしまいますけどそれでもいいのですかー?』
矛先がこちらに来たが既に遅しで、魔力段や光の槍が来るが対策済みなので効果はない。黒歌とルフェイによる光の壁を展開したので効かないぜ・・・・俺は手が空いたのでこちらに来る者らをハリセンで叩き殴りながら地面に頭ごと埋めたのだった。するとトップ陣営の二人であるミカエルとアザゼルがいたので、盗聴器で聞いていた。
「よー、ミカエル。ここで会ったが万年目って奴だな」
「ふふふ、今日は何時ぞやの戦役時のような目つきですね。邪悪極まりない」
「ああ、あの時を思い出すぜ。テメエ、よくもあの時俺が天界にいた頃に書いたレポートを発表しやがったな!」
アザゼルとミカエルが対峙して睨み合っているようだが、一触即発のようであると同時にレポートだと?それは何だと思うと、もしかしてアレの事かと思ったのでマイクで大音量で言った。ま、球を投げつけながらだったがそれは天使じゃなくてカゴに入れろよな。
「アザゼル、アレって言うのは設定資料の事だったか?『僕が考えた最強の神器資料集』と言うタイトルだったか、そこには長々と設定が書かれていた上で自筆のイラスト付きまであったな。素晴らしい才能とも言えるが、確か昔の戦役時にビラでそれを撒いた事で天界中の者らが爆笑者だったと報告で聞いたぜ。その一つ
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