Aパート
LIVE14 竜殺しの想い
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欠けた月が輝く頃、仲間が一人消えていく……?
「Good bye」バァン
さよなら、皆……
キィン
「させるかよ」
(せ、刹那………?)
「なぜ、貴様が……?」
「勝負は着いたろ……?これ以上隼人に手ぇ出してみろ。俺がぶったぎる?」
「刹那、別室で見てたんじゃ……」
「見ていられるわけねえだろ。隼人、お前は寝てろ」
「貴様らはいつもオレの邪魔をしやがって?」カチャ
相手はまたリロード音を鳴らす。そして、銃口を刹那に向ける。雷汞・蒼御雷雷汞・蒼御雷
「貴様も死ねぇぇええええええええ?」
刹那も撃たれるのか、俺だけでなく刹那も……
「そこまでにしてください。アナタはいつも殺りすぎです」
《刹那サイド》
ゼノンが俺を撃ち抜こうとしたとき、前に丁寧口調の野郎が現れた。コイツ、気配を感じさせずに来たのか?それとも、俺が気付かなかったのか?
「そこまでにしてください。アナタはいつも殺りすぎです」
「なぜ貴様まで邪魔をする?撃つぞ?」
「できるなら、ね?」
野郎は目にも止まらぬ早さでゼノンの首に手刀をいれゼノンを気絶させた。
「だいたい、君も君です。勝負の最中に乱入とは仲間を思う気持ちは美徳ですが、いささかどうかと思いますよ」
「こっちは仲間一人殺られそうになってんだ。そこんとこは目ぇ瞑っててくれねえか?」
「まぁ、良いでしょう。私たちも鬼ではありません。今回は見逃して差し上げましょう。但し、次は無いですよ」
「感謝するよ……あぁ、そうだ。明日の勝負は俺が出る。ゼノンともう一人出してくれ。そして、俺が勝ったら海未と穂乃果を返してもらう」
「それは良いですが南嬢はどうするのですか?」
ことりについて、か……おっ、丁度白夜が来たな。
「白夜がお前と闘う。それで良いだろ?白夜」
「あぁ、それで良い」
「………そうですか。なら、今日は時間なのでまた明日」
そう言って野郎は倒れこんでいるゼノンを抱えて消えていった。…………あっ、名前聞くの忘れてた。
「ふぅ……じゃあ獅子神、帰るぞ」
ここで返事でもすればすげえんだけどな………流石にアレだけ撃たれてれば無理か。息があるだけでも奇跡的だしな。
その後、獅子神は西木野総合病院に運ばれ応急措置をした。
翌日……
俺は穂乃果を連れ戻すまでは帰らないと母さんに言ったため帰れなかった。だが、絵里が泊めてくれると言うのでお言葉に甘えて泊めさせてもらった。
「刹那、起きて。もう朝御飯は作ったわよ」
「んー………あー、絵里?ふわぁ、おはよう」
一回の挨拶にどれだけ時間かかってんだ俺は。
「もう、今日から学校行くんでしょ。遅刻するわよ」
「ったく、朝から
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