あら、魔王襲来のお知らせ?
第二話 「箱庭の北側とサラマンドラの内情」
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体制を見直した飛鳥は
「え?・・・・・・〜〜〜〜っ!?」
頭から湯気が出そうなほどに顔を真っ赤にした。
「と、とあえず行くか?」
「そ、そうね、早く行きましょう!?」
顔を真っ赤にしたバカップル二人は街に繰り出す。
「それじゃ〜私達も会場に行こうか、耀ちゃん!レティシアちゃんも道案内よろしくね!」
「うん!」
「(案内頼むで〜)」
「まかされた」
零菜と耀は白夜叉に貰った一枚のチラシを見ていた、チラシにはあるギフトゲームに関する概要が書かれている。
『ギフトゲーム名 創造主達の決闘
・参加資格、及び概要
・参加者は創作系のギフトを所持
・サポートとして一名まで同伴許可
・決闘内容はその都度変化
・ギフト所持者は創作系のギフト以外の使用を一部禁ず
・授与される恩恵に関して
・“階層支配者”の火竜にプレイヤーが希望する恩恵を進言できる
宣誓
上記を尊重し、誇りと御旗の下、両コミュニティはギフトゲームを開催します。
“サウザンドアイズ”印
“サラマンドラ”印』
三人と一匹はゲーム会場に向かっていく。
余談だが現在のレティシアは零菜の専属メイドに近い立ち位置で零菜と行動を共にすることが多い、それはアスタルテが本拠地で古城と雪菜のメイドをしている姿を見て、『助けられた自分が何もしないのはどうなのか?』と思い古城夫妻に打診した所、アスタルテには基本的に本拠地の維持管理・警備を担っているため零菜の世話までは手が回らかったので渡りに船だったらしく、名目として『零菜の護衛兼お目付け役』として仕える事となったのだ。
「さて、俺達も行くか」
「はい」
「分かりました」
「それでは参りましょう!」
「うむ、でわ『サラマンドラ』の本部へ向かうとしよう」
古城、雪菜、ジン、黒ウサギ、白夜叉の5人は『サラマンドラ』に顔見せと挨拶をしに本部向かう。
「ジン久しぶり!!」
「わっ!!サ、サンドラっ!?」
『サラマンドラ』本部の謁見の間に通された古城達を見るなりサンドラは玉座から立ち上がり、真っ先にジンの下に駆け出した。少女らしい愛らしい笑顔をジンに向けたままスピードを緩める事なく突っ込んでいった、その衝撃でジンは体勢を崩してしまいままの勢いで馬乗り状態となったがとうのサンドラは全く気にしていないようであった。一方で急にマウントをとられたジンはジタバタもがきながら顔を真っ赤にしていた。
「コミュニティが襲われたって聞いて心配した・・・・・・本当はすぐにでも会いに行きたかったんだけどこっちも色々あって・・・・・・」
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