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勇者の悩みと初めての友達?
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た。

だから、私はできるだけ優しく上山君が安心できるように精一杯気持ちを込めて話しかけた…………

「お昼を一緒に食べないかしら?」


Side out


あれ〜?何でグレモリーさんがいるんですか?てか、何時から居ました?俺また昨日と同じ失敗してるんじゃね?あれですか、昨日のお返しですか?え!?本当にどういうこと??え?え?

俺は気持ちの整理がついたにも関わらず混乱している様子で、その様子をグレモリーさんは穏やかな表情のまま見つめ、幼い子供に言い聞かせるようにまた語りかけた。

「上山君。お昼を一緒に食べないかしら?」

俺はその言葉を聞いて、目を大きく見開かせながら驚いた顔をして、次に泣きそうな顔になりながら、最後に笑顔で言葉を返した。

「ああ……一緒に……、一緒に食べましょう。」

























2人は一緒にに向き合いながらご飯を食べ、多くの事を話た。他愛もない話をしたり、時々笑いあった。

まだ知り合って数十分と短い時間だけど、2人の間には確かな関係が生まれていた。






















2人は気づいていないが、クラスにいたクラスメイトは静かにその様子を見守っていて、2人の会話の内容や様子から登のイメージが改善されていった。

その日から俺に話しを掛けてくれる人が現れ、俺自身も話を掛けるようにしていき友人もでき始め、高校生活8日目にして俺はクラスの一員となった。















話がこれで終われば、高校生の美しき友情の物語だった。

次の日から、俺は新しくできた友達と休み時間にしゃべったりして、夢にまで見た理想の高校生活を過ごしていた。


問題は昼休みからだった。


俺は新しくできた友達とご飯を食べようと誘おうとした時、

「上山君、お昼を一緒に食べましょ!」

とグレモリーさんが誘ってきてくれたのだ。

俺は、新しい友達と食べてみたかったが、グレモリーさんから誘ってくれたのがお昼を食べるようにした。

グレモリーさんは、高校での初めて友達であり、俺は彼女を何故か心から信頼していて、他の男友達よりも話やすかった。

グレモリーさんほどの美少女と会話をしている男を見れば、男どもは嫉妬に狂った眼差しをその男に向けるが、クラスのみんなは昨日の俺と彼女の会話を見ていたため、そんな感情を抱く事なく、生暖かい目で見ていた。

その状況もグレモリーさんが落としてくれた爆弾によって変わってしまったが。

「上山君、私はあなたを登と呼ぶから私もリアスでいいわよ」

一瞬
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