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戦姫絶唱シンフォギア〜装者が紡ぐ破壊者の心〜
1話「2翼のライブと破壊者」
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ると、天羽奏が倒れている少女に向けてそう叫んだ。

「フハハハハハハッ!聖遺物を纏うものもこの程度か」

俺の耳にある声が聞こえた。

その声が聞こえた先には、灰色の怪物ーーーーーオルフェノクがいた。

「小娘どもに名乗るつもりはないが、冥土の土産に教えてやろう。我々は大ショッカー!いずれ、この世界を支配するものだ!」

それも、ざっと数えて15体はいる。

「っ!?まさか、絶唱を歌うのか!?くっ!お前ら、あの小娘を殺せ!」

オルフェノクの恐らくはリーダー的な位置にいる奴がそう言うと、2体のオルフェノクが天羽奏のもとに走ってきた。

俺は懐から、ライドブッカーを取りだし、それをガンモードにし、天羽奏に近づいていく。

「生きることを諦めるなと言ったお前が、生きることから逃げるのか?」

天羽奏に近づく途中で俺はそう言う。

「それに、ノイズといい、お前ら大ショッカーといい、7年ぶりに義妹と会う邪魔をするんじゃねぇよ!」

ガン!ガン!

俺はノイズとオルフェノクに向けてそう言うと、天羽奏に向かって走っていた2体のオルフェノクに向けてガンモードのライドブッカーで、エネルギ弾を撃った。

「士義兄さん?」

翼のそんな声が聞こえるが、今はそれどころじゃない。

「お、おい、アンタ。ここは危険なんだ、できればあの子を連れて逃げてくれ!」

「そいつは無理な相談だ。俺は用があってここに来たんでな」

俺はそう言って天羽奏の隣に立つ。

「俺よりもお前があの子を連れて逃げた方がいいんじゃないか?そのギアも限界なんだろ?」

「なっ!?なんで、アンタがギアのことを知ってるんだ!?」

「そんなことは、後で話す!今は、あの子をーーーー」

俺がその先のことを言おうとしたとき、手に持っていた風呂敷から光が漏れた。

「……なるほど、お前が探していた適合者って奴はこいつのことだったのか」

俺はその風呂敷を取り、その中にある一振りの剣を手に取った。

「天羽奏。そのギアを解除して、こいつを使え」

俺はその剣を天羽奏に渡す。

「それは、完全聖遺物エクスカリバー。もう覚醒済みだ」

「………今はありがたく使わせて貰う。だが、話は後でちゃんと聞くからな!」

「ふっ……。なら、さっさとこの化物どもを倒さないとな」

俺はそう言って懐から、バックルを取り出した。

「倒すって、アンタには無理だろ」

「いいから、黙ってその子を守ってろ」

俺が取り出したバックルには中心部に赤い結晶玉のような物が埋め込まれている。

俺はそのバックルを腹部に当てる。

すると、バックルからベルトが伸びて、腹部に装着される。

俺は装着されたバックルの両側
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