花萌える帝都中編
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いた。
「結婚かあ、おめでとう直哉お兄ちゃん、さくら」
「ありがとうアイリス」
「それじゃあ今年の夏季休暇は、仙台旅行にして、お前達4人で式を挙げろ」
「いいですね。支配人。
そのころ大神は・・・・
謝りに行ったが、相手にされなかった。
「その夜・・・
さくらは大神の部屋に向かった。
「大神さんいますか?さくらですけど」
「今開けるよ、さくら君」
「どうしたんだい、こんな時間に?」
「支配人からの依頼で、大神さんに夜の見回りお願いできますか?」
「ああ、いいよ、さくら君も行くんだろ?」
「・・・今日だけですよ」
「本当かい?さくら君」
「ええ、但し織姫さんを誘う事が、条件です」
「う、せっかくさくら君と二人きりになれると思ったのに」
そして大神とさくらは、織姫の部屋に行き、夜の見回りに誘った。
「いいですよ少尉さん」
「織姫さん。いいんですか?」
「いいんですよチェリーさん。私は、直哉さんからさくらさんを、少尉さんから守ってくれと頼まれているので」
「そうだったんですか」
「そうなのです」
そして夜の見回りが終わり、さくらと織姫が自分の部屋に戻ろうとした時、大神がさくらに声をかけた。
「さくら君部屋まで送るよ」
「え」(拙いわ、この時間なら、直哉君も寝てるだろうし)
「いえ、大神さん大丈夫ですから、それじゃ」
「あ、待ってくれ。さくらくん」
そう言って大神は、さくらの腕を掴んだ。
「きゃあ」
そしてさくらはバランスを崩し、倒れた。
「「・・・・・」」
互いに沈黙を続け、先に沈黙を破ったのは、さくらだった。
「大神さん退いて下さい」
「ああ、すまないさくら君」
「それでは、大神さん失礼します」
「待ってくれさく・・ら君」
大神はさくらの無言のプレッシャーを受け、動けなかった。
そしてさくらは・・・
「今日は、直哉君と同じベットで寝よう」
心に誓うさくらだった。
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