暁 〜小説投稿サイト〜
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Epico?確率の支配者〜Dice of Controller〜
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特別捜査官。申し訳ないが・・・』わたし達宛に通信が入った。わたしとルミナは顔を見合わせて「お手伝いさせてください」捜査協力をこちらから願い出た。

『協力感謝します。2号車と3号車は護送車と共に本部へ。指揮車と1号車は現場へ向かう』

『被疑者は逃走途中にカージャックをした模様で、運転していた車の持ち主を降ろした後、セカンドアベニュー・T8区画へ進行中。武器を所持しているとの報告も入っており、十分警戒して任務に当たってください』

『了解!』

わたし達の乗る1号車と指揮車は進路変更をして、逃走車が入り込んだとされるセカンドアベニュー・T8区画へと向かう。それから少しして『逃走車両を確認した』指揮車の隊長からの指示にわたし達はそれぞれグッとデバイスを握る手に力を込める。
そして、逃走車両に停止するよう呼びかける隊長の勧告が耳に入る。その停止勧告が続けられること1分。とうとう『こちら1号車。逃走車両に体当たりをし、力ずくで止めます!』わたし達が乗ってる1号車のドライバーが指揮車にそう伝えた。なんて力ずくな方法なんだろう。ちょっとビックリ。

「私たちが出て止めたい、って提案するのはやっぱりまずいのかな・・・?」

「あー、やっぱりダメなんじゃない?」

ルミナの提案にそう答える。わたし達の立場は提案できるようなものじゃないし。ルミナが「だよね〜」って苦笑していると、「いやいや、それ良いですって!」若い防衛隊員の1人から力強い賛成が。

「「え・・・?」」

「車で体当たりするより、マルスヴァローグ空曹長とフライハイト一士が対処する方が被害も大きくならないかな〜っと」

「確かに車の体当たりは双方の車体にダメージがあり、尚且つ向こうの車は盗難車。可能な限り損害を与えない方法で止めるべきだと、私も考えている」

分隊長のおじさんが渋い声で、その隊員の意見に賛成した。ルミナが「では、私たちから提案するのは憚れますので・・・」隊長にこの案を通してもらえるようにお願いする。分隊長さんは隊長に通信を繋げて、わたしとルミナに逃走車両を止めてもらおうって提案してくれた。その結果・・・

『マルスヴァローグ空曹長、フライハイト一士、お願い出来るか? 飛行許可はこちらから申請する』

「「お任せを!」」

輸送車の後部の扉が開けられる。そこから出て車体の屋根に上る。わたしは飛行魔法・真紅の両翼ルビーン・フリューゲルを展開。

「アルテルミナス・マルスヴァローグ!」

「イリス・ド・シャルロッテ・フライハイト!」

「「参ります!」」

そしてルミナと一緒に輸送車の屋根から飛び立って、先頭を爆走する逃走車両(ハマーみたいな車種だね)へ向かう。徐々に距離を詰めてくそんな中で「お?」あることに気付いた。ルミナも「
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