第5章
冥界合宿のヘルキャット
第101話 覚醒
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くてしつこくて、鬱陶しいのよ」
「さっさと諦めれば良い物を」
「へえー。つまり、絶賛諦めの悪い赤龍帝君が粘ってるって訳か。良いね。俺そう言うガッツある奴好きだぜ」
男に好かれても嬉しくねえよ!
当の夜刀神竜胆は俺の事をジーッと見ていた。
「なるほどなるほど」
しかも、勝手に一人でなんか納得してるし。
「どうやら、成長の分岐点にたったせいで、一時的に神器が使えなくなってるみたいだな」
なっ!?ちょっと見ただけでそこまで分かったってのかよ!?
「その成長って禁手か?」
「だったらなんだよ!」
「んー、自分にとっての劇的な変化ってのが分かんねえのかな?」
なんでそこまで分かんだよ!
「難しく考える事は無いぜ。要は自分の今までの価値観が覆る様な事が起これば良いんだから」
自分の今までの価値観が覆る様な事?
「そうだなぁ。例えば…」
「ちょっと、竜胆。何敵にアドバイスなんかしてるのよ」
「まあ、良いじゃん。面白い事になるかもしれないだろ?ってな訳で例えだけど…」
そう言い、夜刀神竜胆は人差し指を立てる。
「ある所にグルメ家がいるとするぜ。そいつは数々の美味を味わい尽くした。けどある日、天にも昇る様な美味を味わう。そしてグルメ家はこう思った。自分が今まで食べていた物は何だったんだとな。そしてグルメ家は今まで食べていた物を料理とは思えなくなった。それ程までにその料理の味が自分の料理の味に対する価値観が覆える程の極上の美味だったのであった。おしまいってな」
「って、長々と何語ってんだ、お前!?」
長々となんか語って、美猴にツッコまれてた。
って言うか、ますます訳分かんなくなったぞオイ!
って、待てよ?なんか、今の話と似た様な事が最近あった様な?
ッ!そうか!そう言う事だったのか!?
「部長!俺、自分に何が足りないのか分かった気がします!俺が禁手に至るにはおそらく部長の力が必要です!」
「……私で良ければ、どんな事でも力を貸すわ!」
俺は意を決して言う。
「……おっぱいを突かせてください!」
「……ッ……分かったわ。それで貴方の想いが成就できるのなら」
部長は一瞬だけ絶句するが、決意の眼差し言う。
「……本当ですか……!?突くんですよ!?俺が部長の乳首を押しちゃうんですよ!?良いんですか!?」
まさかの部長の快諾に俺が驚愕している中、部長は震える手でドレスの胸元をはだけさせ、その豊満なおっぱいをさらけ出した!
「………早くなさい……恥ずかしいのだから……」
毒のせいで真っ青になっていた顔が羞恥で赤くなっていた。
「戦
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