暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第65話 クラフト
[6/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーラーに通信を繋ぐが、帰ってくるのはノイズだけだ。

「通信が繋がらない…地上はどうなっているんだろう…?」

「今はこれ以上ラグナロクを撃たせないことが先決だ。急ごうゼロ!ルイン!!」

シャッターを潜り抜け、三人はラグナロク制御室に入るとクラフトを見据えた。

「ゼロ…ルインやエックス様まで何をしに来た?」

「これ以上ラグナロクは撃たせん…!!」

「お前達はバイルを倒すのが目的だったんだろう…?今、ラグナロクが二発目のチャージを開始した。これで世界は…人間達は変われるはずだ」

「…クラフト、こんなやり方をネージュさんが望んでいたと思っているの?ネージュさんがこんなやり方に賛成すると思っているの?」

誰の目から見ても明らかに焦り、暴走しているクラフトを止めようとするルイン。

「…分かっている…俺のやっている事はバイルと何ら変わらんとな。だが…俺はイレギュラーと呼ばれようと構わない…!誰かが道を誤った人間達を裁かねばならないんだ!!」

だがクラフトはルインの言葉に耳を貸さず、例え大勢の犠牲を出そうとも、ラグナロクの主砲によって強引にでも世界を変える道を選んだ。

それを聞いたルインは悲しげに顔を歪めながらZXバスターを抜いた。

「この馬鹿あっ!!」

バスターを向けてクラフトにチャージショットを放つ。

クラフトはそれを回避してマルチランチャーを構えた。

「止めるんだクラフト!僕達三人を同時に相手にして勝てるわけがないだろう!!」

クラフトの実力はルインと互角に渡り合える時点で相当の物だが、ゼロ達三人に勝てるわけがない。

「お前達三人を相手にして勝ち目がないのは分かっている!だが、ラグナロクのエネルギーチャージが終わるまで保てばそれでいい!!」

「君という人は!!」

ランチャーから放たれたレーザーをエックスは屈んでかわし、即座に腕をXバスターに変形させてダブルチャージショットを放つ。

「ぐっ!まだまだ!!」

攻撃直後の隙を突かれながらも、膝からボムを発射するクラフト。

ルインはHXアーマーに換装し、エアダッシュで距離を詰めながらダブルセイバーで斬り掛かる。

「たあああっ!!」

「甘い!!」

後ろにジャンプしてかわし、分裂する爆弾を投げるクラフト。

それをまともに喰らったルインは吹き飛ばされた。

「クラフト!お前の気持ちも分からなくはない……。だが、人間達を裁いていい理由にはならん!!」

Zセイバーを握り締めながら、クラフトに斬り掛かる。

エネルギーチャージを終えているため、セイバーから光が放たれていた。

「伝説の破壊神、ゼロ!お前にそれが出来ないのなら…俺がやってやる!!」

「例え道を誤ろ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ