一誠SOS
アルバム作り×ライザーの修業風景
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から一誠さんの入学式の時や三大勢力戦争前後、そしてリアスの部であるオカ研に入部してからの写真がないのですか?ですがその時は、一誠さんが持っていたとされるカメラのデータは保存されていますよね?」
「保存というより、写真にしてアルバムか写真入れの箱に保存してるはずだからな。ちょっと待っててくれ、色落ちや劣化していたらデータ保存されているから写真にすればいい事だ」
そう言ってから俺は一度リビングから自室に戻った。パソコンを起動させて、あるだけのファイルにある画像データをデジカメのSDカードに移動させた。
その方が、後で一緒に確認出来るかもしれん。保管庫には劣化したり色落ちしたのばかり出てきたので、とりあえずこれとパソコンに保存してるのを可能な限り引っ張って来た。
「おーい、持ってきたぞー!」
「お帰り一誠君。とても衣服が汚れているから、ソーナによる魔法で埃と汚れを落としてくれるからそのままでね」
イリナに言われたままとなり、ソーナが衣服や箱の汚れを落としてくれた事により探す以前となった。水の魔力に長けているソーナだから出来る技とも言えるが、箱を開け見てみるがどれも劣化状態だったのでデータを引っ張って来てプリントアウトする事をしていた。
「アグニと初めて撮った写真からのが、このファイルにありましたわ。これは当時四大魔王をしていたルシファー達かしら?アザゼルやシャルロットもいるようだけど、今と全然変わっていませんわね」
「当たり前だ。天使・悪魔・堕天使は永遠の命を持つんだから、今と昔を比べても余り変わらんさ。だがこの時の人間界は江戸時代で、人間界本家が無かった頃だからな。今から二百年前くらいか」
「見て下さい!当時の六大龍王と二天龍が勢揃いしているデータがありました!これはとてもレアな光景です」
「こっちは当時のオーフィスかしら?黒い和服を着ているようだわ、今と容姿がかなり違うようです」
ソーナとレイヴェルの二人が、ノーパソを使って抜けている写真データを発見すると次々と印刷機に送信していた。あの時の事を知らないのか、随分と興奮気味になっていたが生まれる前からの写真だからかもしれんな。
何時・どこで・何が起こった事を詳細入りにして、俺達専用デジカメで色々と撮影していた。当時三大勢力戦争前、初めて会ったシャルロットに四大魔王のルシファー達四人と今でも現役である堕天使総督アザゼルとの会談は今でも覚えている。
「イリナと黒歌とシーグヴァイラは、抜けている写真を埋めていく係か」
「まあね〜それぞれ得意としている事だから、プリントアウトしてアルバムに収める係とアルバムに空欄となっている箇所を見つける係としてやっているからね」
「私も得意ですが、やはりレイヴェルが一番だと思っていますよ」
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