暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第42話 水でふざけるのはやめましょう
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
った…………






「零治!」

「こなくそ!!」

懸命に手を伸ばすが、ボールは無常にもプールに落ちる。

「8対4はやて…フェリアペアリード!」

「ナイスショットやフェリアちゃん!!」

「はやてこそ」

ハイタッチするはやてとフェリア。

「くそっ!!」

「フェリアちゃん速すぎるよ………」

そう、このような結果になっているのはフェリアが原因だったりする。
始めはあの小さい体には不利だろうと思っていたのだが、潜水して底から一気にジャンプし、スマッシュを決めたときにはマジで驚いた。

というかそんな運動神経ある人間なんているのか!?

試しに俺もやってみたがそこまで高く飛べず、なおかつボールを空ぶった。

だけどこれにも弱点があり…………

「これでマッチポイントだ!!」

「ここだぁ!!」

うまく落下地点を読んだ俺がボールを返す。

「しまった!?はやて!!」

「任せてな!!」

はやてはなんとか追いつくが、ボールははやてたちの後ろに飛んでいった。

「8対5!!はやて…フェリアリード」

「やってもうた………」

「いや、コースを読まれた私が悪い」

このようにコースを読み、返せばジャンプしたフェリアは動けないので拾うのは一人になる。そうすれば得点のチャンスになるのだ。

「ナイス零治!」

「たまたまだ、でもなんとか拾うぞフェイト!!」

「うん!!」

こうして死闘は続く……………






「10対6ではやて…フェリアペアの勝ち!!」

「やったで!!」

「ああ、完全勝利だ!!」

「「……………」」

恥ずかし!!

何さっきの俺!?あんだけカッコつけて結局負けるのかよ!?
しかも点差離れてるし…………

フェイトもどうやら同じ気持ちらしい。恥ずかしそうにプールから上がる。

「なんや二人共、あれだけカッコつけといてあっけなく負けよったなぁ」

「はやて、気にしてることを………」

「かっこよかったで二人共『何としても勝つ!!絶対負けてたまるか!!』熱いわ〜『私も絶対負けたくない!!絶対拾うね!!』ってその後直ぐにスマッシュ決められっとたからなぁ………」

「もう止めてはやて!!」

その後俺とフェイトは、はやてから言葉攻めを食らってました…………






「ねぇ零治…………」

「ん?どうしたアリサ?」

授業も終わり教室に戻る時だ。
アリサに声をかけられ俺は止まる。

「私のせいで溺れかかったから謝ろうかと………」

「ああ、そんなことか。っていうかアリサは短気すぎる」

「えっ!?」

「なのはもそ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ