暁 〜小説投稿サイト〜
第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
れで僕が教会継ぐんだよね」
 話が一段落ついたところでだ、拓哉は二人にこのことを問うた。
「そうだよね」
「ああ、そのつもりだ」
「後は頼むわね」
「教会も忙しいがな」
「宜しく頼むわね」
「わかったよ、じゃあ僕も結婚してね」
 そしてと言うのだった。
「子供と親子になるよ」
「ああ、頑張れ」
「拓哉もね」
 二人は温かい声で拓哉に言った。もうその言葉には迷いはなかった。親として彼を包むそうしたものになっていた。


親   完


                          2015・7・23
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ