第64話 磁場区域とコールドスリープ施設
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
高速で動き回りながら、エックスの体に小さくない傷を付けていく。
｢…だったら…これでどうだ！！」
エックスは全身にエネルギーを纏いながら、勢い良くジャンプし、両腕を一気に広げてそれを解放した。
｢！？」
｢ギガクラッシュ！！」
凄まじい閃光と衝撃がルナエッジと氷狼に遅い掛かり、襲い来るルナエッジを吹き飛ばし、氷狼が粉砕された。
｢ウガアアアアアアア！！？」
まともに喰らったルナエッジは断続的に襲い掛かる衝撃に何度か意識が飛びそうになるが、何とか耐え抜いた。
｢まさか、ギガクラッシュを耐えるなんて…」
｢ガウゥゥ…や、やるじゃねえか…流石は英雄様ってとこか…」
それでも相当のダメージを負ったらしく、ルナエッジの体の所々から火花が出ている。
｢だがよ、勝負はまだまだこれからだぜ！！」
飛びかかるルナエッジだが、ダメージによってスピードが落ちているため、エックスも回避が容易になる。
｢ウガアアアッ！！」
巨大な衝撃波を放ってくるが、エックスはそれを回避しながらダッシュで距離を詰めると、バスターを向けた。
｢ダブルチャージショット！！」
至近距離からダブルチャージショットを繰り出し、ルナエッジの全身を燃やす。
弱点属性を喰らったルナエッジが吹き飛ぶ。
｢ぐう…っ！やるじゃねえか…！しかし、こいつで終わりだあ！！」
ルナエッジが氷狼を召喚し、同時に飛びかかる。
氷狼のスピードは変わらないが、ルナエッジのスピードが落ちているため、本体の特定は容易であり、ルナエッジの刃をフレイムソードで受け止めた。
｢なっ！？」
｢終わりだ！！」
エックスはフレイムソードを横薙ぎに振るい、ルナエッジを横一文字に両断した。
｢ガウアァッ！！？へ…へへ…やるじゃねえか…英雄の名前はダテじゃねえってか…。だが…こんなもんじゃねえ…こんなもんじゃねえぞ…！ラグナロク作戦の恐ろしさは…これからだ…。へへ…今の内からエリア・ゼロを守れなかった言い訳…考えとけ…！ウ…ガウアアアアアァァッ！！」
ルナエッジは断末魔の叫びを上げながら爆散し、エックスはそれを確認するとすぐさまアリアへと通信を繋ぐ。
｢ミッション終了、転送して下さい」
『了解〜、エックス君を回収〜。』
アリアの気の抜ける声と共にエックスが転送の光に包まれ、転送室に転送されるのであった。
一方、マグナクスと戦っているゼロとルインはマグナクスと一定の距離を保ちながら戦っていた。
近寄れば磁力で引き寄せられてしまうため、接近戦が出来ないので距離を取りながら戦わざるを得ないのだ。
｢フリージングドラゴン！！」
｢アイスジャベリン！！」
氷龍と氷弾がマグナ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除