暁 〜小説投稿サイト〜
揺るがぬ生き様
NARUTO
N.6
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る…!
 この試験はいわば―――同盟国間の戦争の縮図なのだ。」

「歴史を紐解けば、今の同盟国とはすなわち…
 かつて勢力を競い合い、争い続けた隣国同士
 その国々が無用な争いを避けるため、あえて選んだ戦いの場…それがこの試験じゃ」

「それより、早く試験を始めませんか?」

「フム…ではこれより『第三の試練』の説明をしたい所じゃが…」
 そろそろ出番か・・

「知っている者もいるかと思うが、木の葉のうずまきナルトだ。
 試験の前に、これから本戦の出場を懸けて予選を行う。
 これより直に始まるが、棄権したい奴は今すぐ申しでてくれ」

「あのー…ボクはやめときます」
 そこで原作のカブトが棄権を宣言する。

「木の葉の薬師カブトか、では下がっていいぞ」
 会場から出たカブトを見て、話しを続行する。

「これより予選を始める。これからの予選は個人戦、実戦形式の対戦だ」
「これから合計10回戦行い、その勝者が『第三の試験』に進出できる。
 ただし、勝負がついたと俺が判断した場合…止めに入る。組み合わせはこの…」
 言葉を区切ってアンコに合図を送る。

「この電光掲示板に名前を2名ずつ表示する。ではさっそく第一回戦…
 うちはサスケ、赤胴ヨロイ、前へ」

「他の方は上の方へ移動していただく」
 担当上忍達は上に上がる。若干大蛇丸の視線が鬱陶しいが気にしない。

「それでは……第一回戦、はじめ」
 そう言い手を振りかざし試合は切って落とされた。







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