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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第12話『出張任務』
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アリサ「もう、ご無沙汰だったじゃない」
なのは「にゃはは、ごめんごめん」
フェイト「色々忙しくって」
アリサ「私も、忙しいわよ?なんてたって大学生なんだから」
リイン「アリサさん、こんにちわです」
アリサ「リインも久しぶり」
リイン「はいです」
なのはさん達が各々再会の挨拶をし終えた所でフェイトさんがこちらに向き直る。
フェイト「みんな紹介するね。こちらは、私やなのは、はやての友達で幼なじみの――――」
アリサ「アリサ・バニングスです。よろしく」
F全員「よろしく、お願いします!」
アリサ「うん!」
そして、アリサさんは俺たち一人一人の顔を眺めて俺と目が合うと近づいてくる。
アリサ「ねえ、あなたの名前ってカズマ・キサラギ?」
カズマ「え!?」
突然言われたので、驚いたがまあ、なのはさん達の友達なら俺たちの名前を知っていてもおかしくないからな。とりあえず、返事をしておこう。
カズマ「そうですけど……?」
アリサ「ふ〜ん…………えいっ☆」
カズマ「!?!?!?!?」
全員「ッ!?」
突然抱きつかれてその場の全員が目を丸くして驚いている。まあ、当の本人も心臓が止まりそうなんだけどな。そこに、なのはさん達が慌ててアリサさんを俺から引き剥がす。
なのは「アリサちゃん!?何をしてるの!?」
アリサ「いや〜、10年前のお返しをと思って……駄目だった?」
フェイト「10年前に逢ったカズマと今のカズマは違うんだからあんまりああ言う事はしちゃいけないよ」
アリサ「わかったわよ。……でも、もう少しだけ」
なのは&フェイト「駄目!!」
アリサ「はい…」
あそこまで慌てているなのはさん達は初めて見たな。その前に、隣から殺意を感じるのは気のせいだろうか…てか、気のせいだと思いたい。俺の命がどうなるのかは次回をま―――ちょっ、ティア、スバル!拳を奮わせながらそんな怖い笑顔で俺を見るなぁぁーーー!!
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