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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第12話『出張任務』
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ゃい、いひゃいれふ(痛い、痛いです)!なのはひゃん(なのはさん)!」

なのは「いつも、言ってるよね?オーバーワークは絶対に駄目だって……。もうやらないって言うなら離してあげる」

カズマ「わふぁりまふぃた(わかりました)!わふぁりまふぃたふぁら(わかりましたから)!ふぁなしれくらふぁい(離してください)!」


 半ば強引に了承させられた俺は、少し赤くなっている両頬をさする……地味に結構痛かった。


なのは「よし、それじゃあ緊急の任務が入ったから2時間後ヘリポートに集合ね」


 軽くウインクをして訓練場から出て行った。


カズマ「なんだったんだ?いったい……」









 ◇◇◇◇◇









 ヘリポートに着くとそこにはスバル達がいた。
やれやれ、俺が最後か…。まあ、しょうがないよな2時間爆睡だもんな…。


スバル「あ、遅いよ。カズマ」

カズマ「悪い悪い。少し準備に手間取ってな」

ティア「とか何とか言って、本当は寝坊しただけなんでしょ?部屋に行った時それはもう、二度と起きないんじゃないかってぐらい爆睡してたものね」


 何!?部屋に来てたのか!?もしかしてこいつ……。


カズマ「お前、寝込みを襲うk―――」


 言い終える前にティアの手が俺の頭部をガッシリと鷲掴みにする。
いわゆる、アイアンクローという技だ。そして、徐々に力を込めるティア、それに伴い頭蓋骨がメキメキと音を上げる。


カズマ「あだだだだだだだだだっ!!痛い!痛い!ギブッ!ギブッ!!」

ティア「馬鹿なこと言ってると今度こそ、殺すわよ?」


 今まさにその状態なんですが!?てか、ティア。お前結構腕力あるんだなフロントアタッカーも出来るんじゃないのか?


はやて「相変わらず仲ええなぁ。お二人さん」

ティア「や、八神部隊長!?」


 はやてさんのおかげで解放された。
はぁ〜…助かった。
ズキズキと痛む右のこめかみを右手で押さえながらはやてさんの方を向く。
そこには、はやてさんだけではなくヴィータさんや先ほど一緒に訓練をしていたシグナムさんなどうちの部隊の隊長格が勢ぞろいしていた。


エリオ「もしかして、このメンバーで行くんですか?」

はやて「うん。部隊の指揮はグリフィスくんに任せてあるし、ザフィーラがしっかり留守を守ってくれるし」

なのは「それに、未確認とはいえ相手はロストロギアだし主要メンバーは全員出撃って事で」

フェイト「それに、行き先もちょっとね……」


 行き先?そう言えばまだ聞いてなかったな、いったい何処なんだろうか……。


ティア「あの、行き先は何処なんで
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