暁 〜小説投稿サイト〜
貰った特典、死亡フラグ
自分の流儀を貫いて
8話:原作開始。そして謎出現
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 とりあえず、ゲームをやりながら食べられる物。手が汚れないのは肉かな。骨の所にアルミホイル巻いて……。

「ダレン、まだそんなのやってんのかよ」

「いいだろ、別に。面白いんだから。やべっ、汁垂れた!」

「たく、そんなの買うためにあたし付き合わせやがって」

 アルが言った通り、犯罪者のアジトを潰すのに手伝って貰った。まぁ、感謝はしている。俺はまだ、未熟だから。ついでに、初回限定版買うのを手伝ってほしかったのだが、断られた。

「はいはい、ありがとうございました」

「まったくあたしにはわかんねェなー」

「俺もわかんねェ」

 2対1で俺の負けか? いや、まだステラがいる。

「ステラならっ……」

 結果、ステラどっか行った。

「まったく……そういえばサイ姉、バイクで行ったけど帰りどうやって連れてくるんだろう」

「は?」

「坊主とリアクトプラグ、バイクじゃ2人連れてこれないじゃん。背負うわけにもいかないし」

 そういえば、そうだっけ。それにあと1人追加するからまぁ、バイクで連れてくんのは無理だな。

「そんじゃ、迎えにいきますか」

「いってらー」

「お前も行くんだっつーの、男手も必要なんだよ」

「いや、俺はこれをやんないとっ! それに“約束の日”もあるから!」

 だって、シグナムとか居るでしょ。俺勝てないよ。あ、サイファーに倒されてるんだっけ。でも、行くと帰ってこれない気がする。

「いいから来い」

 抵抗むなしく、俺はアルに引きずられていった。








 第23管理世界ルヴェラの森(多分)。俺は今、絶賛迷子中。

 なぜなら、アルが1人で走って行ってしまったのだ。森はどこも同じに見える。簡単に迷った。

「あのやろーーっ!」

 管理局の人達の近くに出た時はビビった。捕まるわけにはいかないので、全速で逃げた。事件になってんのかよ。

「アールー、サイファー!……お、いたいた」

 やっと見つけた。暗い森の中は心細いことこの上ない。

「遅い! ダレン」

「だまれ、くそアマ。お前が1人で走って行くからだ!」

 足元には拘束されて眠らされている、主人公&ヒロインズ。ゴツいな、トーマの鎧。俺のより格好いい気がする。あとは、リリィとアイシスだったか。リアクトプラグと爆破魔さん。アルでもてこずるんだっけ。

「あぁそうだ、ダレン。私と殺り合った公僕の言っていたことだが」

「公僕?」

 シグナムのことだよな、多分。

「あの娘、どうやら行方不明らしいぞ」

「って、誰?」

 娘と言われても、誰も思い浮かばない。唯一マリだけだが……。

「お前と私が初めてあった場所。
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