2章 君、死にたもうことなかれ
新年 ウキウキ初詣
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
太正14年正月・・・
大帝国劇場・・・
「さくらちゃん。今年も宜しくね」
「うん今年も、宜しくね直哉君」
「さて、皆が待ってるから楽屋に行こうか」
「そうだね」
二人は、楽屋に向かった。
「あ、直哉お兄ちゃん、さくらおめでとう」
「「おめでとうアイリス」」
「おめでとうございます。直哉さん」
「おめでとうございます。すみれさん」
「おめでとう直哉、さくら」
「「おめでとうございますマリアさん」」
「そういや直哉、今年はさくらと二人で、初詣に行くのか?」
「カンナはん、当たり前の事聞いてどないするんや」
そうだよ、大神のお兄ちゃんじゃないんだから、邪魔しちゃ駄目だよね」
「あのね皆、僕達二人では初詣には行かないんだ」
「「「「「え、なんで」」」」」
「何故なら」
「「お兄ちゃん、姉さん待った?」」
「「「「「なのはちゃんに、フェイトちゃん」」」」」
「こういうわけです」
「成る程な」
「なのはちゃんとフェイトちゃんだ、行くならアイリスも行きたいな」
「うん一緒に行こうよ、アイリスちゃん」
「駄目だよ、なのは初詣だけど、直哉お兄さんとさくら姉さんにとっては、デートなんだから」
「あ、そうだった、お兄ちゃんごめんなさい」
「なのはは、アイリスと行きたいの?」
「行きたい」
「フェイトも?」
「・・・うん」
「じゃあ皆で、行きますか?明治神宮に、ただし途中で僕とさくらさんは抜けますから探さないと、約束出来ますか?」
「「「「「「はーい」」」」」」
そして、花組全員と、なのはとフェイトは明治神宮に向かった。
明治神宮・・・
花組全員振袖に着替えていたので、皆の視線は只一人の男である直哉に集中していた。
「うう皆の視線が痛いよ」
「大丈夫直哉君?」
「うんありがとうさくらちゃん」
「ねえ、フェイトちゃん」
「何?なのは」
「さくらさんて、直哉お兄ちゃんの事となると大胆なことするよね」
「それだけ二人が愛し合ってる証拠だよ。バルディシュも、認めてるし」
「それは、レイジングハートもだよ」
「なのは私ね、この世界に来て、直哉さんやさくらさんに新しい家族の一員になれて嬉しいんだ」
「フェイトちゃん」
「「コラ二人で、何話してるんだい」」
「「やめてーお兄ちゃん、姉さんそこはーーーーー」」
「相変わらず仲のいい兄妹と姉妹だね」
「そうね」
「よし決めたぞ、なのはとフェイトちゃん君達に特別指令を与える」
「君達二人は3日後から、始まる新春特別公演に出て
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ