年末のとある一日
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太正13年12月・・・
あの不思議な事件から約3ヶ月が経った。
今回の事件は公には、蒸気機関暴走による集団催眠術にかかったという説明を市民達に陸軍が説明をした。
3ヶ月前に起きた事件の当事者の二人は、仙台にあるさくらの実家でなのはが、紫藤家にフェイトが、真宮寺家の養子となって暮らしていた。
「直哉君。今日もお疲れ様」
「あ、さくらちゃん」
「うん今日は大分疲れたよ」
「どうしたの?直哉君」
「いやあ、あの騒動で知り合ったあの子が、執拗になのはとフェイトを引き渡せとか、そういう連絡をよこすから、疲れちゃって」
「ああ、あの子ね、直哉君。夕飯私が作るよ」
「え、でも今日の当番僕だよね?言いのさくらちゃん」
「いいよきにしないで、直哉君。本当なら皆大好きな、直哉君の料理が食べれないのは、寂しいけど、直哉君に無理はさせられないから」
「ありがとうさくらちゃん」
食堂・・・
直哉とさくらが食堂で待っていると、アイリス達がやって来た。
「うわあーい今日は、直哉お兄ちゃんの料理の日だーー」
「アイリス落ち着きなさい」
「そう言うみんなも期待してるよね」
「「「「それは・・・・」」」」
「皆お待たせ」
さくらが皆の料理を運んできた。
「あれ、何でさくらが料理を作ってるの?」
アイリスがさくらに聞く。
「ごめんねアイリス、直哉君料理できないくらい、疲れてるの」
「ほら見て、アイリス。直哉君あんな無防備で寝てるでしょ」
「本当だ」
「さくら直哉に何があったの?」
「ええ、実は管理局から執拗に今私の実家にいる二人を渡せと要求されて、直哉君の業務が出来ないくらい連絡が来たそうです。マリアさん」
「ええーーあれから2ヶ月以上経つのにーー」
「ええ、向こうはここ最近毎日連絡来るそうです」
「なんやもう、犯罪者に見えてくるわな、そうなると」
「そうですわね」
さくらの説明を受けて納得した、アイリスたちだった。
「うわあ、みんなもしかして僕寝てた?」
「ああ、ぐっすりとな
「ええ、そうですね」
「直哉お兄ちゃんの寝顔可愛かったよ」
「そやね」
「珍しいものが見れましたわ」
そして皆は料理を食べ終え、それぞれの部屋に戻った。
さくらちゃん今日は、ありがとう」
「いいよ直哉君気にしないで、私も色々直哉君に、助けられてるから」
「さくらちゃん、一つ聞いていい?」
「何直哉君?」
「聖魔城の決戦時に、さくらちゃんもしかして、真宮寺直哉君の世界の叉丹を悲しんでいたの?」
「うん、あの人直哉君の、世界
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