一誠SOS
神殺しの毒×エリクサー
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が回復するまでになったので皆を代表してシャルロットが質問した。
「奏さん、一体何を投与したのですか?」
「エリクサーですよ・・・・大きな声で起きてしまうので静かにお願いします」
皆が叫ぼうとしたら優斗が静かにと、ジェスチャーしてから奏の手にある小瓶を皆に見せた。これはエリクサーの瓶であって、もし何かあった場合のみ使う事が出来る奇跡の薬とも言われている。
「一体エリクサーをどこで手に入れたのですか?」
「どうやら皆さんは知られていないようですが、我ら母艦である艦長室の金庫に秘薬であるエリクサーを百個保管してあります。ですが人間界本家や次元の狭間本家には無い物が、どうしてトレミーに保管されているかは分かりませんが何時か神を滅ぼす輩もいるので保管されていたと推測されています」
「人間界本家と次元の狭間本家に無くてトレミーにある物、と言う事なのかもしれないわね。エリクサーは奇跡の霊薬とも言われている代物だから、きっと一誠らしか知らされてなかったようね」
「一安心しましたが、エリクサーの効果は強力ですので点滴によって薄くなりました。なので明日になれば、きっと元気な姿が見れますよ」
そして奏の言う通り次の日になると目を覚ました一誠だったが、心配させた事で抱き合っていたアグニ達と何が起きたのか分からないままとなっていた一誠。創造神だから実在されていない伝説級の秘薬を秘匿のままとされていたようだけど、エリクサーが今後フェニックス家の痛手にならないようしてきたと後程聞いたアザゼルだった。目を覚ました俺は、神殺しの毒により倒れた事を主治医の説明により納得したがまだ残っていたとはな。
「とりあえず一週間は入院して下さい、奏様の言う通りエリクサーは非常に強力な薬となります」
「分かってるよ、お前さんの指示には従うさ・・・・俺の主治医だからな」
「失礼します・・・・一誠君お見舞いに来たよー」
「よく来たな。そう言う事だからしばらくここにいる事となったんでな」
しばらく入院していたが、本来使うには許可がいるが今回非常事態と言う事で奏の行動で何とかなった。それとまた倒れられると困るので、今後は人間界と次元の狭間の家の金庫にはエリクサーを少量の小瓶で保管する決まりとなった。
ただし冥界には渡さないので、譲渡するには俺の許可がいる事で納得したアザゼルだった。一週間入院生活してから、しばらく自宅療養で主に桃香達が食事やリハビリの手伝いをしていた。
「しばらく眠っていたままだったから、歩くにもリハビリが必要とはな」
「ご主人様、もう少ししたら休憩だからねー」
「お館様、もう少しですぞ。璃々も応援しているからか、バランス崩しても後ろで控えている紫苑がいる」
「しばらく一緒に酒を飲めんが、今は
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