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リヴァイと私〜今日2人が会うと〜part1
疑問兵長と相談する私 3

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私は声を荒げた。


「ハルカ! これ、どういう事!? 自然に切れてないじゃん!!」


ワイヤーの切り口は、途中までスパッと綺麗な断面だった。その状態でずっと使ってたからだろうか、残りはギザギザに切れている。


明らかに人為的だった。


これは、すぐ教官に知らせないと!


「さっきの音で教官、来ると思うから……!」


そう言葉を発したと同時に、パシュゥウという聞き慣れた音が耳に入った。


「!! 来た! 教官にこの事言わなきゃ……教官!」

「待って! ……これのせいでぶつかった事は言わないで!! …………お願い」


何で? 何で言わないの? どう見ても悪意があるのに……


教官に言わないって事は、もしかしてこうなった理由が何なのか知ってるから?


「……分かった、言わないよ。でも、何か理由を知ってるみたいだね? 教官には言わないから、こうなった理由を後で教えてもらうよ。……いいよね?」


ハルカは言葉を発しはしなかった。


「その沈黙は肯定した、と受けとるよ?」


そんなやり取りを終えると教官が来た。
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