気付き兵長と優しい私 1
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「……お腹すいたなー」
机に顔を伏せていた私は小さく呟く。
頭を上げ時計を見ると、正午だった。
「食堂に行こうかな。もう皆いると思うし」
104期の皆がいる事を願いながら部屋を出た。
…………ガヤガヤ
食堂に近付くにつれて賑やかな声が聞こえてきた。食堂に入ると席がほぼ埋まっている。
皆の近くの席がいいなぁ。
そう思いながら食事を持って皆が集まっている所に向かう。
近くに行くとサシャとジャンの間が空席だった。
「サシャ、ジャン。隣いい?」
「いいですよ!!」
「ハッ、いいぜ」
私が座ろうとしている場所には、3人の知り合いも私と向かい合って座っていた。
サシャの前には金髪の少年、私の目の前にはエレンが、ジャンの前には黒髪の少女が座っていた。
私は向かい側に座っている金髪の少年__アルミン、
黒髪の少女__ミカサ、
そして、エレンにも声を掛ける。
「アルミン、エレン、ミカサ。お邪魔するね」
「全然いいよ!」
アルミンが言い、エレンも口を開く。
「……おう」
「私は、構わない…… 」
周りの人達にも言葉を掛け、私は席に座る。
その時、自然とリヴァイ兵長を探していた。
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