Aパート
LIVE7 姉の迷惑
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は何がいいと思ってるの?》
《本当に勘弁してください。》
白夜、お疲れさん。
「ちょっと何やってるのよ!」
《にこにこにーにこにこにーにこにこにーにこにこにーにこにこにーにこにこにー》
ここにアイドル目指し過ぎて脳内ぶっ壊れの女子が一人。
「皆も大変だな。ま、俺は疚しいことなんて1つもないけどな。」
《海未のスカートの中がもう少しで、な、あれは?》(ブッシャアア)
「は、隼人、ハレンチです!」
「ち、違う!これは男の本能で、な、刹那!」
「俺を巻き込むな!」
《獅子神、何いろだったん……な、あれは穂乃果の?》(ブッシャアア)
や、ヤバイ?これは絶対に臨死体験は免れない!
「刹那、先に行ってくれなきゃ困るよ。」
その反応は逆に困るんだよ!
《刹那、すごくエッチなことする?》
《するする!》
「「………」」
この言葉により部室内に沈黙が流れる。そして、考えるに考えた結果、俺と穂乃果はある結論に辿り着いた。
「穂乃果、」
「刹那、」
「「逃げよう。」」
俺たちは静かに席を立ち、静かに去っていった。
俺たちは部室を去ったあと、屋上でゆっくりしていた。
「なぁ、穂乃果。」
「なに?」
「あれって嘘だよな?」
「そう思ってくれると助かるんだけど……否定は出来ない。」
うっ、まさかこの人形が穂乃果を壊すとは……
「まだ責任取れる歳じゃないからな?そこは察してくれ。」
「うん……」
「キスくらいならできるぞ?」
俺とは違う声。
「2分間耐久?」
穂乃果とも違う声。
「「なんで、ここに?」」
その声の主は姉ちゃんであった。
「二人ともごめんね。まさか、こんなピンクな雰囲気になるなんて思ってなかったからさ。帰ろっか?」
「「はい。」」
それからその人形は焼却炉行きになったのだった。
翌日……
俺はいつものように目覚ましのせいで心地悪い朝を迎えた。だが、それよりも最悪な物が俺のヘッドパーツに装着されていた。
「眼…鏡……だと?」
「刹那、おはよ!」
目の前には歩く骸骨が。ほう、これは透視できる眼鏡か。これを作った奴はアイツしかいない。
「穂乃果、スマホを取ってくれ。電話しなきゃいけないところがある。」
「えっ、あー、はい。」
俺は穂乃果(骸骨)からスマホを受け取り番号を非表示にして電話する。
『はい、鳴神風花ですけどどちら様でしょうか?』
「…………キサマヲコロス」
『あ、刹那か。お姉ちゃんが恋しくなったの?』
なぜ俺だと分かったんだ?
「んな訳ねえだろ。というかこの眼鏡『それは人間を透視できてね、年頃の男の子にはたまらない商品だよ!』裸どころか骨まで見える始末なんだが?」
『それじゃあ、学校に来たら直してあげる。』
「外すだけで良い?」
まったく、姉ちゃんはいろ
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