番外 リオINフロニャルド編 その4
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ボワンっと現れるヴィヴィオの影分身。
その後、何度かの影分身の後ソラお姉ちゃんは自分の体に戻り、今度はコロナへと心転身の術を使い、影分身の術を使う。
そして最後はアインハルトさん。
皆にそれぞれ心転身で乗り移り影分身を使うと、その後少しの練習で皆影分身の術を身につけた。
「いい?今回のコレは裏技のさらに裏技なんだからね。こんな事は普通しないんだから」
そう、ソラお姉ちゃんが注意した。
「それじゃ、今日いっぱいは影分身の術の修行だね。へとへとになるまで練習あるのみ」
「が、がんばります」
ようやく成功したとうれしさから一転。結局その日は日が暮れるまでヴィヴィオ達は影分身の修行だった。
夜、あたし達に与えられた部屋で影分身の復習しているヴィヴィオ達。
昼間ソラお姉ちゃんに教えてもらった成果もあって、皆影分身を一体は確実に作り出せるようになっていた。
ヴィヴィオに至っては既に二体まで作り出せている。
作り上げた二体の影分身。
「わ、ヴィヴィオすごいっ!」
それを見たコロナが賞賛した。
「ヴィヴィオは具現化系だからね。影分身は自分に有っているのかもね」
「そっかー」
翌日。
裏庭に集合するあたし達。
今日の先生はなのはお姉ちゃんのようだ。
「さて、それじゃヴィヴィオ達3人は影分身の術をやって見せて」
「「「はいっ!」」」
印を組むと、ポワンと煙が湧くようにもう一人のヴィヴィオ達が現れる。
ついでとばかりにあたしも影分身。
「うんうん、みんなうまく出来てるね。これなら十分だよ」
「ほ、本当ですか?」
と、アインハルトさん。
「うん、大丈夫。それじゃリオ以外の皆は『発』の練習。リオはこっちで別トレーニングね」
「「「「はいっ!」」」」
それからヴィヴィオ達はグラスに水を入れ、木の葉を浮かせると、影分身を使いながら『発』の練習だ。
あたしはなのはお姉ちゃんと対峙し、木刀を二本構え、御神流を教えてもらっている。
これはやはり一度見ただけではどうしようも出来ず、燻っていたところだ。
『貫』は何とかなったけれど、他の技はなかなかに難しいし、相手もいなかったからね。
今回の来訪の目的の一つでもあったので彼女の全てを盗む勢いで写輪眼を発動し、なのはさんと打ち合う。
日が中天を射し、そろそろ昼食。
そして、時間の制限をされなかったヴィヴィオ達がそろそろごねる頃合だった。
「あ、あの。なのはさん、この修行ってどの位すれば良いのでしょうか」
アインハルトさんが問いかけた。
「普通にやって一ヶ月くらいかな。影分身使用しても二週間以上はやらないとね」
「に、
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