45話
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「枢木。お前はなるべく戦闘は避けろ」
「つまり、戦うなと?」
「そうだ」
「冗談きついですね。俺からしたら先生が避けてほしいですよ」
「・・・なに?」
「先生が世界最強だろうがなんだろうが、っとどうやら来たみたいですよ」
かすかな金属音を鳴らし目の前を歩いてくるIS。ステルス仕様なのだろう武装もレーザーなどではなく肉弾戦仕様が分かった。
「・・・!」
相手も気づいたらしく空気が変わる。だが初手はこちらが早かった。
「「参る」」
俺は万華鏡写輪眼を解放と同時に痛覚も外す。そして時止めで敵の目の前まで詰める。
「・・・??」
「しっ!」
腰の刀を抜刀そのまま、敵を反撃もままならぬ斬撃を放つ。
「っ!」
俺の刀はIS仕様のためダメージが通る事に気づく敵は後ろに下がる。だが後ろに回った先生は忍び寄る獲物に蜘蛛のように首にワイヤーをかけ、敵の防御を削る。
「っがあ!!」
だが怒りを露わにした敵は先生を掴み壁に叩きつけようと振り被る。そんな無駄を見逃すはずも無く俺はスサノオで敵を拘束。そのまま幻術にかける。
「うっ??あ、ああ・・・・」
一瞬抵抗したがあえなく人形のようにISを解除し、その場に崩れ落ちる。
「部隊といえど反応が鈍かったな」
敵がこちらを侮ってくれたおかげで倒しやすかった。
先生の無事も確認出来たので楯無に通信をかけてみるが反応がない。嫌な予感がしたので現在位置を確認すると少しずつだが学園外に移動していた。
「ちっ!先生。そいつは任せます!俺は楯無の所へ!」
すぐさま能力で転移した。
ー学園のとある所ー
「では移動する」
部隊の男が傷ついた楯無にモルヒネを打ち、眠らせた後担ぐ。
だが少し抵抗をするので、楯無の肩を撃ち抜き殺意の意を楯無に向ける。
「この尻軽が」
と吐き捨てるように言い放つ。そして肩に担ごうと顔を下に向けた瞬間まるで自分の存在を喰らいつくさんと言うような殺気を当てられ銃を目の前で発砲するがゴキンという音とともに車にぶつかるような衝撃を受けて吹っ飛ぶ。その時見た青年の顔はどこかで聞いた本の悪魔のような形相をしていた。
「楯無さ・・ん」
少し遠くで声をかけようとした時に見た光景が我を忘れさせるには十分だった。
誰かが楯無さんに向け発砲をしていた。その瞬間抑えようのない怒りが自分を包む。
目の前まで瞬間移動したら意外にも察知したのかこちらを見ずに乱射しようとするのでその手を折り、体ごとスサノオで吹き飛ばす。
「ちっ!!」と別の男たちが発砲するがスサノオの前ではそんな弾が通るはずもなかっ
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