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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE2
第11話
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それから一週間後の朝。
モロハ「……。」
-この一週間、特訓ばかりやってたせいかハードだったなぁ。腰が痛いし肩も痛いし……。-
 ̄起きた俺は依頼に出るのを禁止されてたこの一週間の事を思い出した。医務室から出して貰えた次の日から、俺は色んな人達から術の指導を受けてた。
サレとの一件以来、俺は術も使えるようにはなったが、戦闘時以外じゃ発動出来なかったのが理由。
本来ならリタさんが指導してくれると思っていたけど、本人は研究に没頭してて相手にしてくれなかったから、仕方なくウィルさんに講義をして貰い、更にカノンノやグリューネさん(グリューネさんから指導して貰うのは嫌だったが、迫られて断われなかった。)からも指導を受けてやっと平時でも発動出来るようになり、カノンノに教わって回復術も使えるようになった。
けど、俺が普通の術以外にこの世界には無い術まで使うらしいから、リタさんとハロルドさんから実験やら解剖やらと言われて逃げ回ったりとハードな一週間だった。 ̄
 ̄一方のユーリさん達、特にエステルさんはギルドのみんなとすっかり打ち解け、仲良く会話としたりと楽しそうだった。 ̄
モロハ「だけど、今日からまた依頼に出られるんだし、こんなのでへこたれてられないか。よし、行くか!」
 ̄とはいえ、そんな事で挫ける訳には行かない。第一、今日からまた依頼に出られるのだからまた頑張らなければならない。そう思った俺はカノンノから貰った新しい服に着替えて部屋を出た。(今まで着てた服はロックスが修繕している。) ̄
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ̄ホールにて…、 ̄
モロハ「アンジュさん、依頼を受けたいんですけど……。」
アンジュ「いいわよ、どれか好きな依頼を受けてね。」
 ̄依頼を受ける為にアンジュさんに声をかけ、目の前に出された依頼の紙に目を通す。 ̄
モロハ「……。」
-“星晶採掘地跡の調査”。やっぱ受けるとしたらこれだろな、同行者に俺の名があるし。-
 ̄“やっぱり”と思っていたが、星晶採掘地跡の調査の依頼に目が止まる。まあ、エステルさんからも“調査に同行して欲しい。”とか言われてる以上は受ける他無い。 ̄
-いずれにしても受けることになるんだし、受ける他無いっか……。-
モロハ「じゃあ、これを受けます。」
 ̄調査の依頼は前々から決まっていたことだから仕方ない。そう思いながら“星晶採掘地跡の調査”の紙をアンジュさんに渡す。 ̄
アンジュ「これを受けるのね。ま、登録する前に決まってた事だからね。じゃあ、依頼の内容を説明するね。今回の依頼は、ガルパンゾ国の星晶採掘地跡の調査よ。同行者はモロハ以外、エステルにフィリアにリッドにクンツァイトよ。それじゃあ、みんなを呼んで来るわね。」
 ̄と言ってアンジュさんはみんなを呼びにホールから出て行った。
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