一誠SOS
マジカル☆レヴィアたん対闇の赤き龍帝
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スタッフの中から、帽子とサングラス姿の髭の中年男性がメガホン片手に現れた。ティアを戻して正解だったが、典型的な監督スタイルとなっていた。と言うかだな、古代恐竜と戯れる魔法少女など聞いた事がないわ。
「監督さん、この方とこの子達が例の人達よ」
「おおっ!なるほど。例のゲームで活躍した御方はどちらに?」
「目の前におりますが、監督さん。俺は兵藤一誠で黒神眷属『王』だ」
「貴方が、あの創造神黒鐵様でしたか!今撮影してるのは、現在セラフォルー様主演の子供向け特撮番組『マジカル☆レヴィアたん』の映画版を撮影している所なのです。そのライバル役としてぜひ出演して欲しいと思いまして、セラフォルー様にお声をかけてもらったのですよ」
マジカル☆レヴィアたんって、確か冥界で絶賛放送中のヒーロー番組だったな。悪魔の子供達に結構人気がある特撮番組だが、恐らく人間界でやっている特撮やアニメを素に作られた特撮魔法少女。先日行ったグレモリー&シトリー対黒神戦は冥界全域に放送された話となっているからなのか、俺らの事も軽く知っていると言う事なのか。
「内容は、私こと悪魔の味方レヴィアたんが天使や堕天使・ドラゴン・教会関係者相手に、大暴れするの☆悪魔の敵は纏めて滅殺なんだから☆」
・・・・天使と堕天使は悪魔の永年の天敵だったはずだが、そんな反政府的な内容で良いのか?と監督に聞くと子供向け番組でプロパガンダを使うとかいいのかそれで?
「で、何で俺達を呼んだ?白音達グレモリー眷属なら、口頭連絡から伝わるならまだマシな方だ。俺としては魔王自身から呼んで欲しかったんだが、何故リアスから口頭連絡のみ何だ。こちらは忙しいんだけど?」
「あのーそのー、映画監督さんがリアスちゃんとこの戦いを見て『これだ!』って思ったらしいからオファーしたんだけど。今撮影中忙しいから、リアスちゃんにお願いしたのよ『パシィィィィィイン!』いったーい!」
聞いて呆れたので、ハリセンで叩き殴った事なのか監督含めたスタッフが物凄くドン引きしていた。一歩間違えば魔王様のお怒りだと思ったに違いないが、俺は神だからそんなの知るか!こっちの都合も聞かずだったが、それに『マジカル☆レヴィアたん』の映画に出演する事など朝飯前だと思えばいい事。
「・・・・今更帰る訳にもいかないから、特別に協力してやんよ」
「ありがとー、一誠ちゃん」
こうして俺と白音達は映画に出る事になったが、聖剣使いとヴァンパイアと妖怪猫又は悪魔にとってライバル的な存在のバーゲンセールのような感じだ。先日のゲームで冥界全土に顔を知られているから、話題性も高いのと創造神黒鐵兼赤龍帝である俺は大御所有名人として名が高い。
だからレヴィアたんの敵役として出るが、一応脚本を見させてもらったら新たに提案
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