一誠SOS
マジカル☆レヴィアたん対闇の赤き龍帝
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からか?」
「本当は一緒に付いて行ってあげたいけど、私と朱乃は大事な用事で出なければいけないの。祐斗の護衛付きだけど、その辺りもレヴィアタンに伝えてあるから問題はないと思うわ。アーシア、貴方も一誠達に付いて行きなさい。色々と勉強になるでしょうから」
「はい。一誠さん達と一緒に勉強してきます」
「そんな訳だからさ、僕は部長と朱乃さんの護衛に付くけど何かあったらそちらに任せるよ」
へいへいと思いながらも、シーグヴァイラ達は人間界本家でお留守番となった。だがヴァーリだけは何時でも来させるようにしといたが、とりあえず俺だけ別行動を取って白音達は無人島へ到着したのだった。転移用魔法陣からジャンプして来たのはいいけど、船の停泊場所もない絶海の孤島と言う感じだ。
「あれ?魔王様は?」
白音達が辺りを見渡すと地鳴りと共に森の木々を薙ぎ倒しながら、巨大な生物が姿を現した事で構える白音達。ティラノザウルスのような恐竜だったが、それを乗り熟すセラフォルーだった。
「やっほー☆一誠ちゃんとリアスちゃんの眷属悪魔さん達ー☆レヴィアたんでーす☆」
ティラノの背中に乗っている人物を確認すると、魔法少女のコスプレ姿をしたセラフォルー・レヴィアタン。ティラノを馬のように扱いながら白音達の前で制止させていたが、ジャンプして空中で回りながら着地したのか顔から地面に落下した。着地失敗した所為か、パンツが丸見え状態だったのでギャスパー以外は心配をしていた。縞パンのようだが、俺がいない事に気付いたセラフォルー。
「あれ?一誠ちゃんは?」
「・・・・一誠先輩だけは別行動を取ると言ってましたが今頃は『俺ならここだ』上!」
そう。俺はティアを召喚させて、龍化させた状態のままここまで飛んできた訳だ。そんでセラフォルー達がいる場所に着地したティアだったが、セラフォルーが俺達を呼んだ事についてはまだ不明のままだ。
ちなみに以前会った時もコスプレ撮影会をしていたので、俺がドラム缶蹴って強制的に止めさせたけど日本の魔法少女アニメが大好きで憧れているんだと。手に煌めくステッキを持ってクルクルと回していたが、ティアを物珍しく見るがそりゃそうか。
「凄い凄い!五大龍王の一匹で『天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)』ティアマットだー!」
「で、俺達を呼んだ理由は何だ?」
「映画の撮影に協力してもらおうと思って貴方達を呼んだのよ☆」
一応シーグヴァイラとアスモデウスからの情報を聞いていたが、まさかの情報通りとなった訳だ。するとティラノの跡を追って撮影機材を持ったスタッフが走り寄って来たので、ティアを龍化からヒト化となって俺の中へ戻した。
「セラフォルー様!シーン二十一、『古代恐竜と戯れる魔女っ子』!良い画が撮れましたよ!」
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