平穏の日々1 妹大帝国劇場に現る前編
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直哉の妹が来る予定の当日・・・
食堂では花組全員が集まり直哉の状態について話をしていた。
「やっぱりでて来ないのね、直哉は?」
「仕方が無いんじゃないですか?マリアさん。私もあそこまで取り乱した直哉さんには、驚きましたけど」
「アイリスもビックリしたもん」
「せやね」
「さくら、何があったのか知らないのか?」
「ええ、知ってますけどショックを受けないで下さいね」
「直哉君は、妹のなのはちゃんに、惑星をも破壊できるほどの、霊力の一撃を受けたんです。当時まだ9才のなのはちゃんによって」
「「「「「何だって!!」」」」」
マリアたちはさくらの言葉を聞いて驚いていた。
「そりゃあトラウマになるわけやで」
「うんアイリスもそう思う」
「それに、惑星をも破壊できるほどの霊力ですって、そんな人間見た事ありませんわ」
「ああ、それはですね・・・すみれさん」
「それはこのレイジングハートのおかげだよ。おばさん」
「なっおばさんですって」
「何この子小さいね」
「あんたも変わらないじゃない」
「アイリスチビじゃないもん」
「チビだよ、チビ」
「もう、貴女は誰なの?」
「私?私は、高・・・違った紫藤なのはだよ紫藤直哉の妹だよ」
「「「「「ええーー貴女が」」」」」
「なのはちゃん何時来たの?」
「今さっきだよ、この泥棒ネコ」
なのはは、さくらに、泥棒ネコと言い放つ。
「何で、私が貴女に、そんな事言われるの?」
「私には、判るよ、さくら貴女は、直哉お兄ちゃんと、霊力の融合とキ・・ス、キスしたんでしょ」
「な・・・なんでなのはちゃんそのことを知ってるの?」
「だから、貴女は泥棒ネコよ、さくら」
「私から直哉お兄ちゃんを、奪ったんだから」
「私、貴女から直哉君を、奪ってないよなのはちゃん」
「嘘よ奪っているのにその自覚すらないの?」
「だから私は、奪ってないってば、なのはちゃん」
「奪ったたら、奪ったの」
「奪ってないたら奪ってない」
「「ううーーー」」
なのはとさくらの言い争いは、暫く続いた。
しばらくして・・・
「二人共いい加減にしなさい」
「「ええーーだってーー」」
「だってじゃない」
なのはと、さくらはマリアの逆鱗に触れた。
そして、なのはとさくらの不毛な言い合いは終わりを告げた。
「なのは、貴女何をしに、大帝国劇場に来たの?」
「はい、直哉お兄ちゃんを仙台に連れて帰る為に、来ました」
「「「「「「ええーーーー」」」」」」
「駄目だよ、直哉お兄ちゃんを連れて行っちゃ」
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