補習授業のヒーローズ
打ち上げパーティー×闇ギャスパーと魔法使いとの契約に関して
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俺らはルシファーが冥府を滅ぼしたお陰でハーデスとずっと睨み合わなくて済んだが、冥界へ戻ると空はドウターではなく大量人型兵器がいたから驚いたぜ。そしてドウターと超大型ゼットンを倒した事を聞いた俺とサーゼクスは、勝利の報告を直接本人に聞く事となったのでグレモリー城にいた。
無論サーゼクスと一緒に俺らの盟友をな、前四大魔王と元神が死んだ事に関して、メディアが殺到したがそれに関してノーコメントで貫いた。
「全く俺らの盟友はとんでもない方法で帰還してきたよな、サーゼクス」
「そうだね。この一件に乗じた旧魔王派と英雄派のテロ行為も鎮圧したそうだし、冥界の危機も去った訳だがハーデスを消滅させても冥府が滅ばないで済んでいるのは何故なのかな?」
「悪意の塊であるハーデスは冥府の神であっても、黒ちゃんの怒りに触れたのは間違いなさそうだぜ。消滅させれば世界に影響を与えてしまうが、そうしないよう黒ちゃんの結界で冥府の時を停めているようだしな」
「だがまさか前四大魔王と聖書に記されし神が生きていらっしゃったのは驚いたね。それも戦争後の二天龍封印後、何も言わずに回収していたんだから」
俺も驚いたが、ルシファー達が生きている事に関しては現魔王であるサーゼクスさえ驚きの連続であった。そして冥界の危機は去り、一ちゃんは冥界各地へ飛び、都市の修復作業に行ったからここの戻ってくるのはグレモリー眷属だけだった。
リアスらの顔を見ると、一ちゃんが消滅後の顔ではなくいつもの顔をしていたのでサーゼクスもホッとしていた。
「にしても一誠君はサービス精神がいいね、まさか一度は崩壊した各地の修復作業しに行ったのだから」
「そりゃそうだろうな、創造神としての役目を果たすと聞いている。それに最近思うんだが、お前やアジュカのような魔王の時代はもうそろそろ終わりなのかもしれん」
「私達が魔王になれた最大の理由は『力』であり、魔王の血筋以外から生まれた強大な力を持つ特異な悪魔が現四大魔王だ。三大勢力戦争以降、そのような悪魔は数人しか存在しない。どれだけ強くとも『個』の力では、覆せないモノがあり反発者を生み出した結果が旧魔王派だ」
「現政府は力で旧政府を打倒し、冥界を変えたがその先頭に立ったのがお前さんや現四大魔王などの強大な悪魔だ。結果としては、旧魔王派が生まれてテロを行ったが今としてはどうでもよくないか。『個』の力とは違うモノが、今の悪魔世界にある大きな『輪』の力だと考えているんだろ?黒神からある程度は聞いてるから、何故それを知っているんだと言う顔をされても知っているんだからな」
『個』の力ではなく『輪』の力は、一ちゃんらが今までの活動でやってきた結果であるからだ。『個』の力に限度はあるが、己の周りを集める力である『輪』により力と絆を強める事で限
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