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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?決意は頑張りの源
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履き替える場所、昇降口・靴箱へ。そこで「なのはさん!」4組の委員長・木花 咲耶が、なのはに気付いた。シャル命名のドリルポニーテール(螺旋状の巻き髪だからドリルだって)がみょんって揺れた。
「おはよう、咲耶ちゃん。久しぶりだね」
「ごきげんよう、なのはさん。ええ、本当にお久しぶりです。元気そうでなによりです。はやてさん、ルシル君、シャルさん、フェイトさん、アリシアさんも、ごきげんよう」
スカートの裾を摘み上げてお辞儀した咲耶に「おはよう!」挨拶を返して、一緒に教室へ向かう。廊下を歩いていると、「あ、高町さん!」とか「おはよう!」とか「治って良かったね!」とか「久しぶり!」とか、なのはの復帰を喜んでくれる子たちが挨拶していく。なのはも「おはよう!」や「ありがとう!」って笑顔で応えていく。
「やっぱりなのはは人気者ね♪」
「にゃはは。嬉しいような恥ずかしいような・・・」
「ここは嬉しいと思うところだよ♪」
アリシアがなのはの右腕に抱き付いて笑った。私も「うん。私もそう思う」アリシアに同意する。誰かに親しまれるのは良いことだ。それがいつかきっと財産になる・・・って、母さんが言ってた。お金じゃ買えない、友達っていう財産にって。
「では、なのはさん。教室に到着です。おそらくたくさんの祝福を貰うでしょうから、どうぞ驚かれることなく」
「・・・うんっ!」
私たち4組の教室前に到着。咲耶がそう言ってなのはに微笑みかけた。なのはは後ろに控えている私たちを一瞥した後、「おはよう!」大きな挨拶をしながら教室の中に入っていくと、「なのはさん!」「高町さん!」すでに教室に居たクラスメイトから歓声が上がった。
†††Sideフェイト⇒アリシア†††
なのはの退院祝いで体育の授業がまるまる潰れて、今は2限目の
学級会
(
ホームルーム
)
。この時間で、来月・・・と言っても2週間後ってすぐなんだけど、去年の林間学校に次ぐ野外授業の1つ、臨海学校での班を決めることになってる。
「それじゃ、とりあえず好きなように自分たちで決めてみて〜!」
担任の矢川先生が黒板に1班、2班、3班って書いていって、わたし達の名前が書かれたマグネットを黒板に張り付けてく。それじゃあ早速「しゅ〜ご〜!」わたしは人差し指を立てて、フェイト達に集まるように号令を掛ける。
「ま、やっぱこのメンバーがしっくりするわよね」
「きっと修学旅行でもこの班になっちゃうよね。嬉しいし楽しいから良いけど♪」
アリサがわたしのところに集まったメンバーを見て苦笑して、すずかはまったく様変わりしない集まりだって言っても、それが良いって笑ってくれる。わたし達チーム海鳴の中の良さはこのクラスだけじゃなくて別のクラスでも有名だったりする。
そして、その中
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