暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?決意は頑張りの源
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掛けられた。

「終わったよ」

振り返ると私と同じように学校の制服を着たアリシアが居て、「えっへん!」仁王立ちのポーズを取った。そんなアリシアに「胸のリボン、ちょっと歪んでる」そう指摘しながら、「ちょっとジッとしてて」私がリボンを結び直してあげる。

「ありがとフェイト♪」

「うんっ」

勉強デスクの横に掛けられてる鞄を手に取って部屋を出て、「シャル〜?」の部屋に向かう途中、洗面所から「髪の乱れな〜し♪ リボンもきっちりむ〜すんだ♪ 笑顔も〜良し♪」朝の日課って感じになっちゃってたりするシャルの鼻歌が聞こえてきた。

「シャル?」

「おお、フェイト、アリシア。わたしも準備OK♪」

「うん。じゃあ・・・。アルフ! そろそろ行くね!」

家の掃除をしてくれているアルフに声を掛けると、「あいよ!」エプロン姿のアルフが玄関まで見送りに来てくれた。私たちは「いってきます!」挨拶したら、「いってらっしゃい!」アルフは大手を振って見送ってくれた。
そして通学バスの停留所にまで歩いて、停車した通学バスに乗り込む。一番後ろの席には「にゃはは。ちょっとぶりだね♪」なのはが笑顔を浮かべて、小さく手を振ってくれていた。その光景に私の鼻の奥がツンとして泣きそうになった。

(あぁ、本当に久しぶり。なのはとこうして通学バスの中で逢える日なんて・・・)

感極まっていると「〜〜〜〜っ、なのは!」シャルがバス内を駆けて、座席に座っているなのはの腰に抱きついた。なのはは「にゃはは♪」自分の太腿に乗せたシャルの頭を優しく撫でた。私たちも「ちょっとぶり、なのは」のところへ移動して、なのはの右隣に私、その隣にアリシア、そしてシャルはなのはの左隣に座って寄り添った。

「なんか久しぶりに制服の袖に通しての登校だから、ちょっとドキドキしてるよ」

「かれこれ半年以上も入院していたからね〜」

「クラスのみんな、なのはが戻って来るのを待ち望んでいるから不安も心配も要らないよ」

私たち4組は他のクラスに負けないくらいに仲が良い。去年の運動会だって逆転で1位を獲れたし。だから半年なんて時間があるほど、みんなはなのはの復帰を強く願ってくれている。そのためにビデオメールや寄せ書き、千羽鶴だって、進んで取ってくれたお見舞い方法なんだから。

「うん、そうだね。大丈夫だ」

次の停留所で「おはよう♪」はやてと、「おお。なのはが居る。やっぱりこうでないとな」ルシルが乗車。シャルが窓側に詰めて、アリシアの隣にはやて、反対側の窓側にルシルが座った。アリサとすずかは今日、自家用車で登校するって言っていたから、2人とは学校で合流することになる。
そして通学バスは学校に到着。他の生徒たちみんなが降りた後で私たちも降りて、校舎内に上がるために上靴に
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