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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?決意は頑張りの源
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れにルシルだってやっぱり同じ男の子と馬鹿騒ぎをやっている方が面白いかもってことで、私たちはルシルを諦めることにしたんだ。

(シャルはやっぱり納得してないんだけど・・・。去年の林間学校でも男子たちと対立しちゃってたし)

それから臨海学校でのイベントがどんなものかを話しながら私たちはスカラボに到着。出迎えてくれたのは「なのは様。退院おめでとう」ウーノと、「もう帰るのかい?」チンクだ。恭也さんはよく絡んで来るトーレが居ないことを確認して人知れずホッとしてた。

「ウーノさん、チンクさん。長い間、お世話になりました。高町家の代表として、お礼を言わせてください」

「いいえ。なのは様には我われ管理局も大変助けて頂いておりますので、これくらいは何ともありません。ですからお顔を上げてください、士郎様。・・・チンク、皆さんを奥へ」

「ああ。ではこちらへどうぞ」

チンクに続いて私たちは海鳴市のそれぞれの自宅への直通転送を行えるトランスポータールームに入って、まずは「みんな。また学校でね」なのは達が転送される。次に「遅刻するんじゃないわよ」アリサ、「お先にごめんね」すずか、家が学校から遠い2人が転送される。

「次は・・・」

「フェイトちゃん達でええよ♪」

「ああ。シャルとアリシアは身支度に時間を掛けそうだしな。フェイトも巻き込まれて遅刻してしまったら大変だ」

「そんなことないもん」

「でもアリシアって、髪を結ぶ位置に30分くらい掛けるからな〜」

「う゛っ! で、でもシャルだって結びもしないのに髪の手入れに時間かけるくせに・・・」

「乙女の髪の手入れが必要な時間よ!」

額を打ちつけ合いながら「むぅ〜!」唸り合い始めたから、「あーもう、ストップ、ストップ」私が間に割って入る。正直どっちもどっちだったりする。それ以前に「2人とも。すでに髪型のセットは終わってるでしょ」本局に来る前に髪の毛を整えている。だからこんな無駄な言い争いはホントに無駄なんだよね。私はアリシアとシャルの手を引っ張ってトランスポーターに入る。

「それじゃあ、はやて、ルシル。また後でね」

「うんっ!」「ああ」

はやて達と手を振り合って、そして私たちは海鳴市の自宅へ転送。留守番のアルフに「ただいまー!」挨拶して、「ほらほら、学校に行く用意をするよ〜」アリシアとシャルの背中を叩く。

「は〜い」「ん〜」

シャルは自分の部屋へ、そしてアリシアは私と一緒に私たち2人の部屋へ向かう。私たち2人に与えられたそれぞれのクローゼットの前で局の制服を脱いで、代わりに学校の制服へと着替える。この制服を着られる期間も1年を切った。胸のリボンを結びながら、これまでの事を振り返っていると、「フェイトー。着替え終わった〜?」アリシアに声を
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