暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?決意は頑張りの源
[2/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
アイリ、みんなも」
そして私たちは海鳴市に戻るためにスカラボへ向かい、仕事に向かうシグナム達と別れた。なのはと士郎さん達が楽しそうに話しているのを、私たちは一歩下がったところで見守る。なのはがああしてちゃんと歩けるようになるまで、半年以上もかかった。
毎日毎日、リハビリを頑張って、1週間ちょっと前にようやく自力歩行が出来るようになった。その間、学校には通わなかった。すべてをリハビリに時間を割くために。授業は先生から出される課題を提出するって形で進めた。そんな賢明な努力のおかげで、なのはは本当に半年で快復した。
「それにしても良かったね、なのは。来月は臨海学校じゃない。夏休みが終われば修学旅行だし。みんなと一緒に行けて本当に良かったじゃん」
「うんっ! それだけはみんなと一緒に行きたかったから♪」
それは前々から話していたことだ。去年は林間学校があって、最終学年である6年生の一大イベントは、臨海学校と修学旅行の2つ。そのどちらももうすぐそこまで迫って来ている。だからなのはも、その2大イベントのためにリハビリを頑張った。って、なのは自身が言っていたし。
「今日は臨海学校の班決めがあるよ!」
「そうなのアリシアちゃん? だったらなのはも、みんなも遅刻は出来ないわね」
「ねえねえ。その班って、何人一組なの?」
「4人1組です。とりあえず、チーム海鳴を2組に分けようかなってみんなで決めたよね?」
「となると・・・、ん? 学校に通うチーム海鳴は8人か。唯一の男の子のルシル君もその中に入るのかい?」
「もしかしてなのはと同じ班だったりするのかい? いや、別に気になるわけではないよ? ルシル君も、それにユーノ君やクロノ君と言った男の子たちはみんな誠実で、女の子たちを本当に大事に思ってくれている。だから信用も信頼もしているんだ。でもやっぱりね・・・」
「ルシル君。うちの旦那と恭也のお馬鹿発言はスルーして良いからね♪」
「お父さんが親馬鹿で、恭ちゃんはシスコンだから♪」
「親馬鹿で何が悪い!」
「俺は別にシスコンじゃないぞ・・・!」
「もう・・・恥ずかしい・・・」
士郎さん達が思うままに喋るからなのはが顔を赤くして俯いた。そしてルシルは「あはは。俺はさすがに男子班ですよ」そう言って笑った。本当はルシルも一緒に班に入れようって、アリシアやシャルやはやて、もちろん私たちも考えていたけど、ルシルの男友達がそれを拒んだ。
――やっぱ男は男でつるんだ方が面白いって!――
――そうそう! ぼく達のルシルを女子には渡さないぞー!――
――お、おおー!――
特にルシルと親しい武塔 亮介くん、比佐津
天守
(
あまもり
)
くん、真神 護くんの3人がルシルを離さそうとしなかった。そ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ