補習授業のヒーローズ
最終決戦
[1/6]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ここでヴァーリチームと英雄チームがグレモリー眷属の所へ到着後、旧魔王派と英雄派を葬ってきたが黒鐵改として帰還してきた報告をしていた所だった。
「一誠さんが戻って来たんですね!」
「今はまだだが、いずれ人間体とした姿でこっちへ来るだろうよ。その間、旧魔王派と英雄派を片付けているからな」
「ゲートも閉ざしたし、残りは小型ドウターと旧魔王派と英雄派の残党だけですわね」
グレモリーとシトリーを回復後、しばらく見学をしていたが流石は黒神眷属の連携である。今まで鍛錬してきたからなのか、ハイブリッド・ピースとなった者らが普通に葬っているとはいえ『禍の団』所属の構成員から感じるオーラは最上級悪魔に匹敵するくらいだ。
それを感じても前に進む朱乃と白音とソーナを見たリアスは、このままでは力不足となってしまうと感じてしまった。すると死神が来た事で、ヴァーリと曹操が相手しようとした。
《先日ぶりですね、皆様》
「プルート!貴様何故ここにいる?」
《ハーデス様のご命令で、悪魔と堕天使を倒せと言われてきたのですよ》
「だが冥府は既に滅んだぞ、ルシファーがハーデスと死神共らをな」
《知ってはいましたが、現実になるとは思いませんでした。創造神黒鐵が帰還したと言う事はいずれ私も滅ぼされる事になりますが、その前に一矢報いたいと思って来たのですからね》
「俺が相手だ、一誠が戻って来るまでの間にな」
《真なるルシファーの血を受け継ぎ、尚且つ白龍皇である貴方と対峙するのは非常に厄介ですがここで滅ぼしてやりましょう》
ヴァーリが禁手化してから、随分前に聞かされた事があった。本来のヴァーリでは歴代所有者の意識を完全に封じた『覇龍』とは別の姿となったのだと。光翼が広がり魔力を大量放出させた事で、純白の鎧から神々しい光に包まれて各部位から発せられる宝玉から歴代白龍皇の意識が流れ込んできたとな。俺は一誠から聞かされていたが、まさかこの場面で新たな姿となったようだが俺は違うぜ本来の俺。
「禁手化!」
『Vanishing Dragon Balance Breaker!!!!』
俺は白龍皇の鎧となって、プルートと鎌対剣での対決となったがもし一誠と仲間になっていなければ今の俺ではいないだろう。だが今の俺は、黒の駒を得た力と今までの鍛錬のお陰で剣術にも目覚めたからな。『覇龍』にならなくとも、今の俺なら半減を使って本来の俺では到達しなかった事が俺には出来るからな。
《一度目は赤龍帝だったとしても、白龍皇なら別のようですね。パワーもスピードもこちらの方が有利です》
「それはこちらの台詞だ、プルート。俺は今まで本気を出さないでいたが、この場で本気を見せてやるから後悔させても知らねえからな」
『Divide』
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ