十話 W島救援作戦!
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ケット兵器,それをペーネミュンデなどの研究施設で改良したものだ。一発の威力こそオリジナルに劣るが、射程は伸び,筒を束ねることで同時に複数のロケット弾を発射することができる。今は使い捨てだが、数が少なかったので一斉射でケリがついたのだ。
「終わりだな。」と ツェッペリンが呟いた。
「ああ、これでもう邪魔は入らない。」つまり この問題の答えは
───AnswerBかわせない。現実は非情である。────
「私の前を遮る愚か者め。沈めっ!」「ユーは、負けません!」「Feuer.」
・・・こうして ポメラニア湾の水上型ネウロイは この世から消え去ったのだった・・・
「 作戦の第一段階はクリアした。次に向かう。」
◇ ◇ ◇
第二段階を行う海峡の入り口にたどり着いた。それはいいが、向こう側の妖精さんと視覚を『アクセス』したところ・・・
「海峡に入ってすぐ左の死角にネウロイの群れが潜んでいるようだ。」さて、どうしようか。
「私たちがいるじゃない!」 …ライサ?
「私とインナの合体魔法なら,群れごと動きを止められるわ。だから もーっと頼ってもいいのよ。」「あの…インナも頑張るのです!」
「…そうか、 なら 見敵必殺(サーチアンドデストロイ)の意気で頼む。」
敵の攻撃を考慮し,陣形を複縦陣に変える。この陣形なら、ペアの片方がシールドを張り,片方が攻撃することができるからだ。
───ボゥンッ!ボゥン!────
スツーカ中隊の爆撃音をBGMにして、突入すると・・・・
ネウロイの姿が瞳に写ったッ!
「 今だ?? 」
二人が荒れ狂うかの如き雷撃を放つ。その一撃は見事に敵群中心に命中し、海の水面を通して周囲のネウロイも感電させる。
そうしたら、続いて、
「‘‘倉庫”から魚雷用意!」
「「「トロペト・ロス(魚雷 発射)!」」」
狭い海峡で、痺れて身動きできない標的に外れるわけがなく、
───ドドドドドドドドドドドドドドドドドーーン────
粉 砕 !
・ ・ ・ ・ ・
とりあえずジャマなヤツらはいなくなったので、奥に進む。
進むにつれ 水上型ネウロイがちらほらと現れるが、中型以上は見られない。もういないのか?
・・・いや、海峡の小島の裏に見つけたのだが・・・
「この大きさは大型ネウロイか?」だとしたら厄介だ…
「…マリーケ、頼めるか?」
「・・・え、私!?」
「合体魔法で私の『ネットワーク』と君の『座標爆発』を組み合わせれば、上手くいけば大型も一撃で殺れる。」
「わ、私 魔力制御が出来るようになった
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