暁 〜小説投稿サイト〜
元吸血鬼の魔道士生活(休息中)
事件発生
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してエルザたち現役S級魔導士の顔ともに描か
れた4つの激闘という文字が、通路の先に記されていた。

マカロフ「ここを突破できたチームのみが、一次試験合格者じゃ。闘のルートはこの8組のうち2組が
ぶつかり、勝った1組のみが通れる。激闘は現役S級魔導士を倒さねば進めぬ、最難関ルート。一次試験の
目的は武力、そして運」
『(運て──)』
ルーシィ「運ならいけるかも!」
カナ「静を当てる確率は2/8しかないのよ」
エバーグリーン「理論的には、最大8組が合格できる訳だね」
エルフマン「ム…無理だ!! ギルダーツやエルザのいる道は突破できねえ!!」
レビィ「最悪の場合は3組しか突破できないのか……」
ガジル「面白ェ!」

一次試験の内容を聞いて、口々にそう言うメンバーたち。

マカロフ「さあ始めい!!!! 試験開始じゃ!!!!」

マカロフの口から開始の合図が出された。しかし船はまだ島には着いておらず、海の真ん中で止まっていた。
グレイ「は?」
ロキ「ここ……海の上じゃないか」
ナツ「そう言う事か、 ハッピー!! 先に通路を選ぶんだー!!!」
ハッピー「あいさー!」

いち早くマカロフの意図を察したナツはハッピーと共に空へと舞い上がり空へと飛び立つ。しかし……

ハッピー「んが!」
ナツ「な!?」

そんな2人の行く手を、見えない壁が阻んだ。

カナ「術式!?」


そう言うカナの視線の先には、術式を張った張本人であるフリードとパートナーであるビックスローと共に、
島へと向かっている姿があった。

フリード「安心しろ、5分後に解けるようになっている」
ビックスロー「ずーっと閉じ込めとけばいいじゃねーか」
フリード「それじゃ試験にならん」
グレイ「オイ!! じーさん!! あんなのアリかよ!!」
マカロフ「まあレースじゃないし」
ショウブ「あいつの武器はその術式なんだから対策ぐらいしてこいよ…」
グレイ「フリードさんを先行かせたら島中術式だらけにされちまうだろ!!」
ナツ「どわーーっ! くそーーー!!!」
ロキ「そうだ!! レビィなら」
レビィ「うん、書き換えられるよ」

そう言ってフリードの術式を書き換え始めるレビィ。それを見た他の面々は、これで出られるかと思いきや…


レビィ「でも私とガジルだけ!!!!」
『何ィー!!?』
ガジル「ギヒヒ」

レビィは自分とパートナーだけを通行可能にし、2人揃って海へと飛び込んだ

レビィ「じゃあねー、みんなお先ー」
ナツ「コノヤロ〜〜〜」

意気揚々と島へと泳いでいくレビィたちを、ナツは恨みがましく睨んでいた

エバーグリーン「フフ、私もフリードと付き合いが長いからね」
エルフマン「エバーグリーン」
エバ
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