プロローグ
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日城中学校。
それはごく普通の地域にある、何の変哲もないごく普通の学校。
まだ幼い中学生が、義務教育がために来る場所。
だがこの学校では、普通の中学生が送ることのできる「日常」は送れない。
送ることができるのは『非日常』なのだ。
今日、この学校では入学式が行われる。新しい中学一年生が入学してくる日だ。
ついこの前まで背負っていたランドセルはどこにいったのやら、慣れない手提げ鞄を持ってやって来る中1。
未だに小学生気分でいるのだろう。期待の念が手にとる様にわかる。
しかしここは他の学校、いや、校門を出たすぐそことも、違う次元にあるのだ。
この学校は入学するまで、その奇怪さには気づけない。
そして入学すれば、その奇怪さはやがて普通となる。
なんとも矛盾が多いこの学校に、何の疑いも無く入学する新入生。
あぁ今日から新たな生活、人生が始まる、とでも思っているのだろう。
だがきっと、この学校に入学した者は、今まで過ごしてきた世界と別の世界に移った気分となるのだ。
さぁ、新たな物語が幕を開ける。
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