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どうやら俺は主人公を殺したらしい
七話、エクスカリバァァァァァァ!!!
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ね。

「何も言えない、という顔をしているが、まあ、俺は無駄話をする為に、君に会いに来たわけではない」

 さて、とヴァーリは続けてこう言った。

「禍の団に入らないか?」
「(´・ω・`)」
「………なんだその顔は」
「いや……だって、お前が奇想天外なこと言うからね。うーむ、それ冗談なんすかね? それとも本当に勧誘すかね? なんか黒い思惑とかない? 」
「冗談でないさ。俺達は本気だ。ただし、これは提案であって強制ではないさ。ゆっくりと考えればいい。出来れば、敵として戦いたいのが俺としての本心だが、組織はそうもいかなくてな」

 だが、まあ日本で面白い奴を見つけたんだ。俺としては、そちらを優先しなければならなくてな、とヴァーリは付け加える。

「で、君の答えをまだ聞いてなかったなデクタ・テイン」
「却下嫌だ断る! 」

 即答だった。
 別に迷う必要などない。相手は、禍の団という、中二臭い集団。その正体は、テロリスト。

 どんな目的であろうと、「実はどうしようもない理由があってテロリストをやっているんですぅ」、と言われても、俺は同情なんて論外。そんなのは、雀の涙1滴すらない。はっ、そんなの犬にでも食わせとけ。
 ………いや、ちょっと言いすぎた感は、あった。うん。すみません。

「フッ、そうか。なら………む……無線か………なんだ美候」
「おいおい、人前でお仲間とお話ですか」
『――――』
「………ー………スが消えたと? ……分かった今すぐ向かう」
「なんかトラブルでもあったのか?」

 「いや、俺も忙しいものでな。この場を去ることにするよ」

 むむっ? こんなあっさり引き下がるなんて意外というか、拍子抜けしてしまう。

「だが、気が変わったらこの魔法陣で飛んでこい、気が変わったらな」

 要は保険みたいなものだろう。ヴァーリ本人は望まないそうだが。
 転移用魔法陣の紙を手渡し、勝手ながらも、奴は本当に去って行った。
 いや待て。

「おい待てよ。 アザゼルに言うことはないのか? 伝えて欲しいことがあるなら俺が伝えるてやるぜ」

 去り際にそう言う。奴らの正体は、ヴァーリ・ルシファーをも含め、既に白日の元に晒されている。あ、チクったの俺っす。
 とは言っても、一部の存在にだけだが。いや、その一部というのは、ヴァーリが悪魔のハーフという事実だけで、ヴァーリがテロリスだという事は、周知の事実。
 話を戻すけど、もちろんその一部にアザゼルも入っているのだ。これで、親しい彼等は、どうなったかと言うと、自分の家族だったと思っていた子が、テロリスだった。更に、自分の敵という、なんとも言えぬ壮絶な展開。
 そりゃあ原作とは違えど、展開的には、似たようなものだったのだろう。

「ある
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